若いからってなんでもできる訳では無い。 ページ2
Aside
『重い…。』
口から言葉が漏れる。
それほどこの荷物は重い。
何が入ってんだよクソが。
「重い重い言うんじゃないよ。
まだ若いだろう。」
長々と続くここの店主
お登勢さんの話を右から左へ受け流す。
若いからって何でもかんでも出来るわけじゃ
ないかんな!!!
『あ、これってここ?』
「あぁ、っておい!!
話きけよ!!」
重い荷物を運んでいる姿を見たので
年寄りをたまには労わろうと
手伝いに来たのだ。
やべぇオレめっちゃ良い奴じゃね。
『あ、ところで銀は?』
「あぁ、アイツはまだ寝てんじゃないかい。
行ってくればいいさ」
『あ、まじ??やりぃ、ババァサンキュー!』
もうあがっていいと言われたので
走って銀のがいるこの店の上にある
【万事屋銀ちゃん】と書かれてる
ところに向かう。
「誰がババァだ!!!
クビにすんぞ!!!!」
お登勢さんが叫んでる気もするが
無視して万事屋銀ちゃんの扉を開ける。
『銀ー!邪魔するぜー!!』
そう言い、靴を脱ぎ中に入る。
するとまだ寝てるのか返事はない。
銀がいつも寝てる部屋であろう。
その部屋の襖を開けるとやはり寝ていた。
『銀!起きろ!!』
そう言い、思いっきり上に乗っかる。
すると変な声を上げる。
「て、テメェ!!
殺す気かァァァァ!!」
そう言い飛び起きる銀。
『よォ!久々だなァ!!』
「んだ、テメェかよ、A…
久々だなぁじゃねェよ!!
殺す気か!!!」
『いやいやまさかァ。
それより、銀!!どっか出掛けようぜ!!』
そう、久々に会ったから
どこか行こうと誘う
「はぁ??行くわけねぇだろ。
俺は寝る。お前も帰ってクソして寝ろ。」
断られる。
えェー。釣れねぇなァ。
『パフェ奢る』
「喜んでいかせていただきます!!!」
チョロいこいつ
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作者名:あたしだよあたし(だれだよ) | 作成日時:2018年3月10日 11時