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「救世主は、Aちゃんの方だよ」
「…え?」
「ありがとう。助けてくれて」





Aのおかげで、俺は今この世界で息ができている。目で見て、耳で聞いて、心で感じることができるのだ。




彼女は紛れもなく俺の救世主だった。




握っていた手が、じわりと熱くなるのを感じる。ふと見ると、Aの耳が少し赤くなっていた。




そんな姿を見て、何だか俺も恥ずかしくなってきて、衝動でこんなことを口走ったもののどうしたらいいか分からなくなって。




まるで初めて恋をしたような。




そんな気分だった。

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かな - 続き楽しみです! (2020年10月10日 22時) (レス) id: 95ffd40df7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ねこた | 作成日時:2020年9月17日 3時

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