☆ ページ29
貴方side
グレイ「デリオラを封じる為に命を落としたんだ!
ウルの残したものをてめえは壊そうとしてるんだぞ!!」
リオン「記憶をすりかえるな、ウルはおまえが殺したんだグレイ」
……違う……グレイは何もしてない……
リオン「よくおめおめと生きていられたものだな グレイ。
(人1)、何故グレイと一緒に居る？ウルを殺した男だぞ」
グレイ「……っ」
リオンは、私を見ながら質問する
貴「グレイに責任はない」
リオン「…何故庇う？恨んでるはずだろ。母親と慕っていたお前が…一番な」
貴「……グレイは、関係ない。
私は、一緒に居たいからいる……それだけだ」
グレイ「……(人1)…」
リオン「…」
嬉しそうな、照れてるような表情で見ているグレイ
そんな私達を見ながらリオンはうつむきながら、呟く
リオン「………昔から…っいつも、いつもグレイグレイと……っ」
貴「…リオン？」
震えながら俯く彼を心配していると…
ﾊﾞｯ！
貴「！！」
グレイ「(人1)！！」
ﾄﾞｽｯ
リオンはいつの間にか、私の背後に来て首の後ろを思っきりたたく
心配していて反応が遅れモロに辺り、頭が回り倒れる
そんな私を抱き留めるリオン
貴「…っ何で…」
リオン「…………お前だけは、グレイに渡さん」
その台詞を最後に意識を無くす
グレイ「…ってめえ……」
リオン「……久しぶりに手合わせするか、グレイ」
2人の弟子対決が始まる
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作者名：みさこ | 作成日時：2020年3月31日 9時
