☆ ページ22
貴方side
__
数分後、体調がよくなり目が覚めると、ルーシィが見つけた建物の中にいた
ルーシィ「うわー広いね…」
ナツ「ボロボロじゃねえか」
グレイ「いつの時代のモンだこりゃ」
貴「古いね」
ナツ「見ろよ、なんか月みてえな紋章があるぞ」
貴「この島は、元々月の島と呼ばれていたってさ」
ルーシィ「月の島に月の呪い、月の紋章。この遺跡はなんか怪しいわね」
……確かに、何だろうこの嫌な感じ…
ハッピー「ルーシィ見てー」
ルーシィ「アンタは犬か!!」
ナツ「それにしてもボロいな、これ地面とか大丈夫なのか」
ナツは地面を足で蹴る
ルーシィ「ちょっと!やめなさいよ!ボロいんだから!」
ﾒｷｯ！
……何、今の音
すると、ナツが足を下ろした瞬間床が壊れ…私達はなす統べなく下に落ちていく
ルーシィ「バカー!!」
ナツ「なんて根性のねえ床なんだァ!!」
グレイ「床に根性もくそもあるかよ!」
ルーシィ「ハッピー!何とかならないの!?」
ハッピー「……」
ハッピーはさっき見せていた骨と思われるものを
のどに詰まらせている
ルーシィ「食べられるモンじゃないからー!それー!!」
下に落ち怪我をするかと思えば、複数の木の枝等のクッションに落ち間一髪助かる
ナツ「オイ、みんな大丈夫か?」
ルーシィ「ハッピーがやばい!別の原因で」
グレイ「てめェ!何でいっつも後先考えねえで行動しやがる!!」
貴「落ちつけ、助かったしな…」
グレイを静め、私達は辺りを見る
ルーシィ「…ここ、どこだろ…」
ナツ「秘密の洞窟だーっ!せっかくだからちょっと探検しよーぜ」
グレイ「オイ!これ以上暴れまわるんじゃねえ」
ナツ「うおおっ!!……お?」
ル・ハッピー「？」
グレイ「どうした?」
貴「ナツ、どうした？」
止まった彼に不思議に思い声をかける
ナツ「な、何だ?あれ……」
ル・ハ「え…！」
グレイ「……」
貴「…………何で、何で…ここに……」
私達の前には、ウルが自らの命をかけて封印したデリオラがいた…
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作者名：みさこ | 作成日時：2020年3月31日 9時
