【ハリーポッター】エルシャール家の愛し娘は -2- (ページ45)

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ストーリー -86- ページ45

ミサキは事前にスネイプが授業の時にほかのと比べて厳しくチェックされていたため、テストに出ると山をはっていたのが当たってすぐに取り掛かることが出来た。

忘却の川の水を2滴、カノコソウの小枝を2つ、ヤドリギの実を4つ。

すぐに動き出すが後ろからのプレッシャーはすざましく、ミサキは失敗しないかドキドキしながら作った。

「出来ました…」

作り終え、名前を書いたラベルを貼った瓶に詰めたのを提出するとスネイプはすぐに-寮に戻っていい-と言うと紙に何かを書いた。

ミサキはお辞儀をし、部屋を出ると小走りで寮へと戻った。

まだそこにはハリー達はもちろん、フレッドとジョージもいなかった。

まだあまり人のいない談話室の隅で今日やったテストの答え合わせをしているとフレッドとジョージが戻ってきた。

「フレッド、ジョージ!」

ミサキが声をかければ、あちらも探していたようでミサキを見つけると嬉しそうに近寄ってきた。

「やぁやぁ、これはハニー嬢。初めてのテストはどうでした？」

ジョージがミサキの左側へ座った。

「僕たちはさーっぱりでしたよ。」

フレッドがミサキの右側へ座った。

「私は筆記試験はまぁまぁだったけど実技試験は不安かな……2人とも座る位置逆だよ。」

くすくすと笑いながら言うと2人は-あちゃー-と言いながらすぐに入れ替わった。

3人で今日のテストの話をしているとすぐにハリー達は帰ってきた。

フレッドとジョージは3人の姿を見るとミサキから離れ、リーの元へ向かった。