【ハリーポッター】エルシャール家の愛し娘は -2- (ページ24)

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ストーリー　-65- ページ24

「あ、ジョージ…」

「やぁ、ハニー。なんでそっちなのかな?僕たちあそこで待ってたのに。」

ジョージが指差したところにはアンジェリーナとフレッドがいた。

「あ、二人いないと思ってた。」

「え、ひどくない?僕たちずーっとあそこにいたよ?」

-君が来た前からね-

ジョージはそう言いながら、ミサキの腕を掴んでたたせた。

ミサキはハーマイオニーたちに手を振りながらジョージの後ろを着いて歩いた。

「そういえば今日は髪型違うね。」

「あ、気づいた?」

「うん、可愛い。」

ジョージはミサキの髪を触ると頭を撫でた。

「ま、可愛いのはいつも通りだね。」

「はいはい、お世辞ありがと。」

「あら、ミサキやっと来たのね！」

「アンジェリーナ、ちょっと開けてあげて。」

ミサキはアンジェリーナとジョージの間に座った。

フレッドはジョージに間にはいられたのが気にくわないような顔をした。

ミサキはアンジェリーナからサラダを受けとり、ジョージはフレッドから山盛りの蒸かし芋を受け取っていた。

「ちょ、フレッド?!」

「あ?もっと食うって?」

「いやいや、俺にこんな山盛りってどういうこと?!」

ミサキはアンジェリーナから受け取ったサラダを一口食べるとアンジェリーナにパイを取った。

「あ、ありがとうミサキ。」

「お返しだよ。」

アンジェリーナは一口食べるとミサキに-あーん-とフォークを近づけた。

ミサキもそれを食べるとサラダをお返しにあげた。

フレッドはそれを見ると不服そうにした。

「ねぇ、ミサキ。俺にもちょうだい?」

「え、フレッド急に話しかけてきたと思ったらそれ?」

ミサキは少し苦笑しながらもフレッドにもサラダをあげた。

「ん～………うん。うんまい!!ミサキ、チキンも！」

「え…自分で食べなよ～…」

ミサキはそう言うとチキンを取るとそのまま自分の口に持っていき、食べた。