【ハリーポッター】エルシャール家の愛し娘は -2- (ページ20)

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ストーリー　-61- ページ20

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錬金術とは、『賢者の石』といわれる恐るべき力をもつ伝説の物質を創造することに関わる古代の学問であった。この『賢者の石』は、いかなる金属をも黄金に変える力があり、また飲めば不老不死になる『命の水』の源でもある。『賢者の石』については何世紀にもわたって多くの報告がなされてきたが、現存する唯一の石は著名な錬金術師であり、オペラ愛好家であるニコラス・フラメル氏が所有している。フラメル氏は昨年六六五歳の誕生日を迎え、デボン州でペレネレ夫人(六五八歳)と静かに暮らしている。
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ミサキは読み終えてハーマイオニーを見るとハーマイオニーはワクワクした顔でこちらを見ていた。

「ねっ?あの犬はフラメルの『賢者の石』を守っているに違いないわ!フラメルがダンブルドアに保管してくれって頼んだのよ。だって二人は友達だし、フラメルは誰かが狙っているのを知ってたのよ。」

「だからグリンゴッツから石を移して欲しかったんだ!!」

ミサキがハーマイオニーに続いてそう言うとハリーとロンも続いた。

「金を作る石、決して死なないようにする石!スネイプが狙うのも無理ないよ。誰だってほしいもの。」

「それに『魔法界における最近の進歩に関する研究』に載ってなかったわけだ。だって六六五歳じゃ厳密には最近と言えないよな。」

四人で見つけたことを喜んでいるとミサキは視線のはしにフレッドがこちらをじっと見つめてるのに気づいた。

ミサキは話しかけにいこうとしたが、ハリーに呼び止められたミサキは行けなかった。

フレッドも話しかけようとしていたが、アンジェリーナに話しかけられてミサキの元へ行けなかった。