ストーリー -57- ページ16
しばらくその様子を見ていたが動かないミサキにフレッドはブランケットのスソをギュッと握りながらゆっくり近づくと眠っていた。
フレッドはソファの隣の座り込むとミサキの顔をじっと見つめた。
近づいても起きずにそのまま寝ている。
朱華色の頬に触れるが一向に起きそうにない。
優しく突っつくとミサキは口元を緩ませた。
起きているときは傾国の美女と呼ばれているが、寝顔は年相応の可愛らしい少女の顔だった。
フレッドは座り直すとミサキの顔をじっと見た。
ミサキはスヤスヤと眠っている。
その時、ミサキの口が薄く開き、-フ、レ…ッド-と言った。
フレッドはそれを聞くと顔を一気に赤くした。
ミサキはスヤスヤとまだ眠っている。
フレッドはその場で顔を手で覆うと息をはいた。
-何でそういうこと言うかな〜…-
そう呟くとフレッドはミサキのおでこに軽くキスをし、自分のブランケットをかけた。
フレッドはミサキをもう一度見つめて自分の気持ちを整理した。
そしてひとつの結論にたどり着いた。
-まだ短い間しか過ごしてないけど、僕はミサキが好きなのかもしれない-
ということに。
「あぁ〜…寒い寒い…」
フレッドは自分の腕を擦りながら上へと戻った。
顔をにやけさせながら。
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ニコラス(プロフ) - 相変わらず最高です！また復活してくれて嬉しいです(＾ω＾) (2019年3月31日 21時) (
レス) id: e56424ea0e (このIDを非表示/違反報告)
最近他のアニメに浮気した奴 - 誕生日いっしょだ！ (2018年11月2日 17時) (レス) id: 237e1b1da0 (このIDを非表示/違反報告)
あんぬさん - え！めっちゃ面白かった！続きが楽しみ！ (2018年8月26日 0時) (レス) id: a987e23f19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エルタソ | 作成日時：2017年11月28日 23時
