最強男子に秘密あり【ハイキュー】

#13 ページ15

キーンコーンカーンコーン

のチャイムと共に俺は目を開ける。
そして起き上がった瞬間。

ズルッ


｢『え？』｣


俺の髪は黒髪ショートではなく、
銀髪ロングへと変わった。


正しくいえば、黒髪ショート(カツラ)ではなく、銀髪ロング(地毛)へと変わった。

俺はいち早くカツラを取り被ろうとするが、
夜久さんにとめられる。


｢今昼だから誰か来るかもしれないから隠れるよ｣


と、小声で言われ手を引っ張られる。

そのあとにバレー部がやってきた。


｢今日さー、夜久クンを誘いにあいつのクラス行ったのにいないよーって言われてショックでさー｣


｢別に、夜久は黒尾を嫌っていなくなってるわけじゃないと思うよ？｣


と、黒尾さんと海さんが話している。


『夜久さん、どうすればいいですか！』


と、夜久さんに聞く。もちろん小声だ。


｢とりあえずカツラ被れ。いや、被せてやった方が早いか。｣


と言うので、カツラを渡し髪をまとめて目を瞑る。

教えながらやった割には早く被れた。


｢とりあえず、寝てたっていう演技をして飯取りいくぞ。｣


『分かりました』


二人で同時に隠れてた場所からバレー部のみんながいる所へと行く。


｢あれ、もう昼？｣


｢そうですよ！夜久さん！｣


と、唐揚げを食べながらリエーフは言った。


｢おー！そうか！俺ら弁当取りいくわ、すぐ戻るよ｣


｢おー、いってらー｣


と言って、俺と夜久さんは屋上から出た。

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