【あたしンち】おれンちユズは転校生に恋をする (ページ7)

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07.まさかのページ7

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HRが終わり下校時間になり荷物をまとめた。

｢ばいばいナマエちゃん｣
『またねゆりちゃん』

今日仲良くなれたゆりちゃんに手を振って別れたあと下駄箱へと向かい靴を履いた。
｢あ、ナマエちゃん。｣
『あ、ユズくん。今日は本当にありがとう。』

たまたま靴を履いていた藤野くん、ユズくんと下駄箱で鉢合わせ今日のお礼を言った。2人のおかげで不安だらけだった初日も楽しく過ごせた。方面が同じだったからよかったら一緒に帰ろうと言ってくれた藤野くんに有難く便乗させてもらい校門を出た所で

｢あ！わり！ユズピ！ナマエ！俺用事思い出した！悪いけど今日は先に帰るわアデュー！｣

｢えっおいっ藤野！｣

『あ、そうなんだ。またね！藤野くん』

藤野くんがユズくんにコショコショっと何か言ったあとぴゅーんとすぐ居なくなってしまった。は、早い…

『ユズくん。藤野くんなんだって？』
｢っ！いっいや…別に……。それよりナマエちゃんの家、どっちなの？｣
『えっと、私ねぇ…』

｢(藤野のやつ……なにが、がんばれユズピ!!だこの野郎ぅうぅうー！！あいつ明日ぜってぇ締める!!)｣

『ユズくんの名前ってタチバナって言うんだよね？』

｢うん。在り来りな名前だけどね｣

『そんなことないよ！！私は、お花が大好きで…だからタチバナってフラワーが入ってるでしょ？
それに柚はジャポンの名物じゃない！！
だから私ユズくんの名前すごく好きなの…』

｢っありがとう…でも、その、あ～……、、、
、ナマエちゃんも可愛い名前だと思うよ。｣

『ーー、ありがとうユズくん。』

すこし夕焼けが出てきたオレンジ色の中
ナマエの赤らんだら顔がにこっと嬉しそうに笑われていてなんだかキラキラして眩しくて、ユズはまた心臓の辺りがギューっとなった。

そして偶然とは急におこるものであって。

『｢え…｣』

ナマエの家・お隣さん・タチバナ家

新しく引っ越してきたマンションの隣の隣がユズ君のお家でした。

ピンポーン

みかん｢はーい｣
ガチャとみかんがドアをあけるとそこにはキラキラ金髪の外人さんが3人立っていました

｢おかあさぁあぁあぁーん！！！｣