【あたしンち】おれンちユズは転校生に恋をする (ページ15)

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15.ラブレターページ15

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休み時間いつもどうり石田と話していたナマエの手に何かカサっと当たる物があり手に取った

『あれ？机になにか入ってる』
｢ナマエちゃんそれはズバリ！ラブレターなのだ｣
『え？ラブレター？』

ラブレター？それがなんで私の机に？

｢えぇえー？！ナマエラブレターもらったのかよ!?
おーいユズピ！！大変だぞー！｣

『何が大変？』

？と首を傾げたままのナマエの手から石田が綺麗におられた手紙を抜き取り読んだ。休み時間だったこともあり教室に残っていた生徒が全員聞き耳を立てる

｢今日の放課後屋上にきてください。3‐1 ○○｣

｢なっっ！！！！ラブレター！？？｣
ガーン！と音が鳴りそうなレベルでユズの背後に黒幕がかかるしっ、しかも…年上…

『間違いじゃないかな？私このクラス以外に友達居ないし…3年生なんかはなしたことも無いよ？』
｢裏に宛名書いてあるけど。｣

｢いやいや、ナマエちゃん有名だから。帰国子女｣
『金髪が珍しいから見せてくれってこと？』

クラスの女子達がキャーキャー！と盛り上がる中
、唖然としたまま動かないユズの肩を藤野がポンと叩いた。そしてグッと親指を立てウィンクもプラスして笑顔で言い放った。

｢告る前に振られたな！ユズピ！♡｣
｢……まだ、振られとらんわぁあぁー！！！｣
｢いやいや相手3年のイケメンだぞ？無理無理｣
顔を赤らめドンマイと言いたげな優しい笑顔でトドメをさしてくる藤野に掴みかかり首を揺らす

いやまてまて落ち着けユズヒコ…まだ負けたわけじゃない…。それにナマエちゃんだってまだ行くと決まったわけではないし…
｢ナマエちゃん。いくの？｣
『あ、うん一応』

Nooo!!慈悲はっ慈悲はないのかぁああ！！

｢きいた？川島｣
｢きいたよ山下｣

｢もし、ミョウジさんが先輩と付き合ったら
…まだ私達にもユズピと両想いになるチャンスがあるってことだよ！山下｣

｢だったら、絶対にミョウジさんと先輩をくっつけよう！！｣｢｢えいえい、おー！｣｣