【あたしンち】おれンちユズは転校生に恋をする (ページ12)

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12. 11の川島side ページ12

＊川島結構好きなんです笑
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そりゃ、わらうよ俺だって…
うんそうだよね、ごめんね？でもなんだが嬉しくて。えへへ、やっぱり嬉しい。体操服ありがとう！

ナマエちゃんがユズピから体操服を受け取るのを見て思わずえと声が出た…。ユズピ…

山下
｢あぁ、あれユズピのお姉さんのなんだって。ナマエちゃん転校してきたばっかりで体操服が無かったからお姉さんがユズピにを持たせて渡したらしいよ？｣

｢え、あ、そうなんだ…よかった｣

山下とほっと息を吐きながら着替えていると、どうしようというナマエちゃんの声がした。

胸が大きすぎて体操服がパツパツになっているナマエちゃんに安藤さんやほかの女子がユズピにジャージを借りておいでとアドバイスして、ナマエちゃんもそれに頷いて借りに行ってしまった。

｢羨ましいなぁ…｣

｢川島…｣

｢あんだけ可愛くてスタイルも良かったら世界が変わるんだろうな…。私だって、私だってユズピと同じ匂いの体操服着てユズピのジャージ着たいよっ｣

｢川島。その発言はやめといた方がいいと思う｣

｢はっ！ナマエちゃんの後をつけよう！山下！｣

忍者のようにシュバババッとナマエちゃんの後ろをつけ男子たちが着替えている教室にやってきた私と山下はそ～っとナマエちゃんとユズピを探した

｢あっいた！｣

もらった体操服が、ちょっと小さかったみたいで…恥ずかしいから誰かのジャージ借りれないかな？

んー？…うわぁあぁ着ろぉおぉ！！
ナマエおまぇえ！今日から絶対俺のジャージ着てろぉ！いいか！？絶対脱ぐなよ?!絶対だからな!?

ありがとう…このジャージユズくんの匂いがするね。あとナマエって呼び捨てしてくれて嬉しい…

っ……恥ずかしいからあんまり匂うなよ…

えー？いい匂いだよ。ふふふ

笑うなって。

だって、あははは

｢川島…ほら、私達も行こ｣
｢……うん。｣

見なければよかった
ナマエちゃん可愛かった
ナマエちゃんに笑いかけるユズピもかっこよかった

お似合いだった…

｢はぁ…ねぇ山下。私ナマエちゃんだったらよかったのに…。｣

｢私たちはナマエちゃんにはなれないよ川島。
でもナマエちゃんだって私達にはなれないんだよ？｣

ほら、はやく体育館行かなきゃと山下の声に押され少し思い足取りのまま体育館へ向かった

今日からの体育は男女ペアでダンスらしく身長順で先生が決めるらしい。ユズピと組めたらいいなぁ…