甘いお城の中で (ページ6)

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第5話ドリンクページ6

A「…初めてお目にかかります。ラヴィス・Aと申します。お会いできて光栄でございます。」

ビッグマム海賊団の人たちに深く礼をする

ビッグマム「マンママンマ♪そんな堅苦しくしなくてもいいんだよ。ハーッハハマママ♪」

ペロスペロー「お嬢さん、早く席に座りなさい。ペロリン♪」

A「は、はい。」

私の席であろう空いている席にすわる。

隣には茶髪の超絶かわいい女の子と

背がとても…というかめっちゃ高くて、ファーを

首に巻いている男性が座っていた。

プリン「こんにちは。あえてうれしい♪」

A「こ、こんにちは。私もです…」

スムージー「…さて、全員揃ったところだ。なにかその子のために絞ってやろう。」

A「し、絞る…？」

スムージー「ああ。戎兵、あれを持ってこい！」

その声で背後からチェス戎兵たちが現れ、

いきなり大きなピンク色のカエルを運んで

きた。

A「かっ…カエル…」

私はカエルが嫌いだった。

スムージー「しばし待て。」

すると大きなピンク色のカエルを絞りだし、

グラスの中に絞り汁をいれようとしていた。

ビッグマム「スムージーの絞るドリンクは絶品なのさ。マンママンマ♪」

A「は、はぁ…」

スムージー「さあ、どうぞ。」

スムージーさん？というらしき女性が

私たちの前にドリンクが入ったグラスを差し

出していく。

A「あ、ありがとうございます…」

ドリンクというより、絞り汁でしょコレ…

カエルのドリンクをグラス越しに見つめれば

シュワシュワした炭酸に綺麗な淡いピンク色

が見える。カエルのドリンクだと考えなければ

普通に美味しそうなジュースだけど。

周りの人たちはそのカエルドリンクに口を

つける。

ただファーの男性は飲んでないけど…。

ペロスペロー「お嬢さん、飲まないのかい？ペロリン♪」

A「あっ…いただきます！」

ええい、こうなればヤケクソだ！

おもいっきりグビッとドリンクを口に流し込む

A「……！お、おいしいっっ！」

ビッグマム「ハーッハハマママ♪そうだろう、そうだろう♪」

A「はい！すっごく濃厚な味なのに、さっぱりしていて…！それに炭酸もほどよくパチパチしているし、この香り、この味…！最高です！」