第2話 嫁ぐ ページ3
A「え!?いやいや、いきなり過ぎるでしょ!?」
兄「そうですよ!Aを嫁がせるなんて…父上、お考え直しください!!」
父「そう言われてもな…もう決まったんだよ←」
A「拒否権は!?」
父「無い」
A「うそ!?」
父「悪いが…エイプリルフールはもう過ぎた←」
A「そんな!」
兄「じゃあ新しく我が国でエイプリルフールの変わりになる物を作れば…←」
父「エイプリルフールがあっても結婚は免れない…←」
A「というかなんで嫁ぐことになったんですか!?説明してください!」
父「それはな…トットランドに会談に行ったあの日、いきなり婚約の話を持ち掛けられてしまって」
A「はい!?」
父「あのビッグマムを前に断れるわけ…それにAと次男、三将星カタクリが結婚すれば我が国にも利益がある」
A「絶対、最初のやつが本当の理由ですよね!?てか次男!?長男じゃなくて!?←」
父「おそらくだが…次男カタクリはトットランドでビッグマムに次ぐ実力者。その次男の子供もきっと強く育つに違いない、それを狙っているんだろう」
兄「は…?つまりビッグマムはAが産むであろう次男坊の子供を利用しようっていうのか!?」
A「えっ、ちょっと!まだ産むとも言ってないし…てか結婚するとも言ってない!」
父「すまないが…」
・
父「出発は明日だ←」
A「」
父「すまない…」
兄「すまない…じゃ済みませんよ父上!!」
父「お前たち、出立の準備を」
お父様は使用人の人たちに話かける
フェリス「王女様〜…いかないで」
フラー「こら…フェリス。…王女様、出立の準備を」
私の専属メイドの二人が私の前に来る。
A「…シルバさん」
私の専属執事…シルバ
私には専属の使用人がフェリス、フラー、シルバさんの三人いる。
シルバ「…王女様」
A「………シルバさんの紅茶がもう飲めないのは」
A「少し寂しいですね」
シルバ「…!!A様!私は」
父「邪魔をして悪いがAはもう嫁に行くんだ、レオン以外の男にはあまり接触しないように」
A「………」
シルバ「承知いたしました」
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龍神リン(プロフ) - イラストの載せかた教えましょうか? (2018年12月16日 10時) (レス) id: 8f303e058d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:政雪 | 作成日時:2018年9月30日 0時