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やばい 、
冷蔵庫がほぼ空って言っていいほど 、
すっからかんだ 、
『ねぇ 、拓弥くん 、ちょっと』
拓『ん 、なに ?』
『冷蔵庫ほぼ空 、』
拓『あ 、まじかよ 、』
『買いに行ってこようかな 、』
拓『俺も行くよ 、』
『大丈夫 !』
拓『いや 、でも』
だって 、お客さん来てるわけだし 、
ひとり残すわけにもいかないし 、
かといって連れ出すのも失礼だから 、
『拓弥くんは稜雅くんと家で待ってて 、』
拓『わかったよ 、』
でも 、まさかこんなに空とは (^O^)
『わたしちょっと買い物行ってきますね !』
稜『ひとりで平気 ??』
『ふたりはお家でのんびりしててください』
拓『気を付けろよ 、』
『うん !行ってくる !』
とは言ったものの 、
稜雅くんの好みが分からないから
なに作れば良いのかわからなくて 、
材料買うのに困っちゃう 、
『まぁ 、男の子なら肉は好きだよね』
ってことでハンバーグに決定 !
あ 、でも 、パンとか買って
好きなもの挟んでハンバーガー的なやつの方が
稜雅くんも選べるしそっちにしよ 、
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『ただいま〜 !』
拓・稜『おかえり !』
『今から作るから待ってて 、』
拓『なんか手伝う ??』
『野菜切ったりお肉焼いたりするだけだから
大丈夫だよ !』
拓『いや 、野菜切らせて 、』
『やらなくてもいいのに〜 、、』
拓『やらせてっていってんの 、』
稜『俺もなんか 、』
やることある ?
って聞こうとしてるよね 、
だから食いぎみで
『大丈夫 !座ってて !』
って言ったらビックリしちゃってた 笑
可愛かった 笑
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よし !完成 !
拓弥くんの切った野菜はいびつな形で
カラフルに並んでいる 、
皆『いただきます !』
『買い物しに行ったりしてバタバタしちゃっててごめんね 、』
稜『ぜんぜん !!』
拓『好きなだけ入れていいの ?』
『いいよ !好きなのパンに挟んで食べて !』
稜『うまそ !』
野菜ばっか盛りだくさんな拓弥くんは
女子力高めのバーガー 、
調度良いくらいの量の野菜とお肉で
スタンダードな稜雅くんは定番バーガー 、
わたしも稜雅くんタイプかな 、
稜『ん !うまい !』
『良かった 、切ったり焼いたりしただけだけど 笑』
稜『愛情がありますから 笑』
『こもってますから 笑』
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作者名:ム ー ン ラ イ ト | 作成日時:2018年9月17日 0時