違和感２ ページ3
sideA
どうしたものか。
いきなりぶっこんどいてあれですけど、今私の目の前に居るのは全日本男子バレーの選手たち。
もちろんいきなり来た訳でもなく、知らされなかった訳でもない。
私の親戚の親友の方が全日本男子バレーの南部監督で、家に選手たちを住まわしてほしいと言われた。その上家事などの生活面も見てほしいと。
それでだ、取りあえず承諾はした。が…
問題はここである。そう、私自身に。
なぜかって?それｈ「マサさん、あの人どう思います？」「どうって？」「だって、男にしては男らしくないし、かといって女らしくもないっていゆーか…」…はぁ…。
はいそのとーりですよ。プリンスたち←
そう、私は女らしくないし男らしくもない。
髪もベリーショートよりもう少し短くて、身長も175�僂△襦�
目は切れ長のつり目で女らしくない。
唯一気に入っているのは右目の下の涙ぼくろ。
まぁでも監督には、私が女であることを隠していい条件で承諾したんだ。振舞いとか言葉遣いさえ男らしくしていればバレないだろう。
自己紹介とかどうしよっかな〜Aだとさすがにバレるし…理�劼任い辰�笑
石 「石川祐希です。中央大学3年です。よろしくお願いします!」
あ、私の番だ。
A 「えーと如月理�劼任后Ｂ膤�2年です。これから半年間面倒みさせていただきます。」
さぁて、自己紹介は終わった。今後のことについてはそこまで長く話さなかった。
清水さんの終わりの合図でみんな解散するのかと思いきや、多数の選手がこちらにやってきた。
色んな質問やら何やらをなかなか笑えない顔で頑張って笑い、答えた。
そのあとはみんな部屋の片づけをしに行った。あー死ぬかと思った笑
私は少し早いが夕食の用意をしていた。今日はみんなの歓迎会も兼ねてパーティーにしたいなと思っている。
これでも料理は得意なんだよ!
A 「〜♪」
のん気に鼻歌まで歌っちゃいながら作っていると、
山 「楽しそうだね笑」
A 「!?」
そこまで驚かなくても笑 と言ったのは、
A 「山内さん…」
恥ずかしすぎてヤバい…
山 「ごめん笑楽しそうにしてたのに話しかけちゃって、ここでテレビ見ててもいい？」
A 「どうぞどうぞ！それにしても山内さん片づけるの早いですね。」
山 「そんなにいっぱい持ってきてなかったしね。ていうかさ、その山内さんって止めね?笑」
A 「…え？」
山 「晶大って呼んで。」
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作者名：MASK | 作成日時：2016年6月12日 21時
