爆豪勝己ってやつの暴言日記。 (ページ47)

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失踪。ページ47

～麗日お茶子視点～

翌朝

「おはよ、爆豪くん、Aちゃん知らん？部屋にもおらんみたいでさ……」

「教室にもいないみたいですわね…」

「どうしたのかしら。」

「おい、月城はどうした。」

「先生！月城くんがいないみたいです。女子たちによれば部屋にもいないそうです！！先生もご存知ないのですか！！」

「飯田、お前が知らないなら俺も知らねぇ。
とにかく、おまえらは授業に集中しろ」

そのとき、大きな音を立ててオールマイトが走ってきた。なんかすごく焦っとる……

「大変だ！！街にヴィランがでた！！しかも……そのなかに月城少女も！！」

「え！？どういうこ」

「あぁ！？どういうことだそりゃなんの冗談だァ！？」

「もしかしてヴィランさらわれたのかしら…」

「っ！！クソが！」

大きな音を立てて爆豪くんは教室を飛び出そうとする。
でも相澤先生が爆豪くんの腕を掴んで止めた。

「なにしやがる！！離しやがれェ！！！」

「同じ過ちを繰り返すな爆豪！！ここからはプロの仕事だ。」

「……っ！！」

「にしても、さらわれるってどうやって…」

「違うんだよぉ！！！！！！」

峰田くんが、いきなり立ち上がって、はち切れたかのように話し始める。

「おいら、聞いちまったんだよ！！死柄木と月城が二人で話してるの！！」

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昨晩。

神社の裏側の人通りの無い所へ行く。

『なに。またナンパ？』

「取引だよ。仲間になってよ。そしたら」

「君の仲間は傷つけないでおいてあげる。」

『傷つける？？？んなもんできるわけ』

「見てよ。こんなに人多いんだよ？紛れてても……気づかないよね？？？？？」

…………。

『でなに。入ればいいの？』

「うん。あ、でも可哀想だから明日にしてあげる。
みんなと最後の時間。過ごしてきなよ。」

『もしあたしが約束を破ったらどーするわけ？』

「そのときは……大事な人を奪うよ。君のクラスメイト、クラスメイトの家族だって簡単に殺せる……！！そうでしょ？？？？」

クラスメイトは殺せないとしても、クラスメイトの家族は充分殺される可能性はある。

『分かった。』

「じゃあ、明日この場所で。」

そう言うと死柄木弔は人混みの中に消えていった。

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