今日:9 hit、昨日:1 hit、合計:152,067 hit
小｜中｜大
綺麗な思い出 ページ46
『いたた……やっぱ浴衣歩きにくいんだよ！！』
「らしくねぇことするからだろうがァ！！」
『ふーん、なら着ないほうがよかったわけ？』
「んなことねぇよ。あぁぁ！クソ！ほらのれや！！」
『え、おんぶ？いいって！それで体重おも〜とか言うやつだろそれ。もーいーってそーゆーの。』
「ごちゃごちゃうるせェ！！とっととのれクソが！！」
そう言って半ば強制的におんぶされる。おんぶされたから浴衣だって着崩れだ。
勝己の背中は広くて、暖かくて安心して眠たくなる。
あたしはおんぶしてくれている勝己のほっぺに、後ろから私のほっぺをくっつける。
『はは、なんか気持ちいーわ』
「きめぇ。」
そのまま花火の音を聞きながらあたしたちは宿舎に帰る。
『勝己。大好き。』
あたしはふと勝己の耳元でそう囁く。
すると勝己の耳は一気に赤くなる。
「……！！い、いきなりなにいってんだてめぇは！」
らしくないけどサ。最後に言っときたかったんだよ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 86人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
稲荷神(プロフ) - 語彙力… (2020年2月24日 15時) (
レス) id: 1d66bb4671 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：こみ | 作者ホームページ：http://misaenovel
作成日時：2020年1月9日 21時
