爆豪勝己ってやつの暴言日記。 (ページ31)

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男っぽい子がオシャレをするとドキッとするページ31

「やっほー！！Aちゃん！！」

『お茶子、やもおお、みんなもう来てんだな』

相変わらず、やおももの家は豪邸で、門から屋敷に入るまでが長い。

ご飯も豪華でフォーク、スプーン。
まじで慣れない。、

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広い大広間でみんなで布団を敷いて円を作って寝そべる。

「さぁーて、みんな今日は語るぞおおお」

「恋バナ恋バナぁ！！」

『みんな好きだな～恋バナ』

「はいまずお茶子から！」

「なんで毎回私からなん！？！？」

お茶子は真っ赤な顔を横にブンブンふらせる。

「じろちゃんは？上鳴とかお似合いじゃあーん」

「いやいやだってあいつの……ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉうえーぃ面白いんだもん……ぷふっ。」

「Aちゃん！爆豪！」

なんで爆豪とセットみたいなもんなの。

『あー、明日会うけど…』

「えっ！？デートデート！？ならオシャレしなきゃね！！！！服装は決めてる？」

『いやいっつもだいたいズボンにパーカーだし……』

「はあああああ！？！？デートなんだから！よし！明日はAちゃんの服とメイクしよう！」

『えぇ？？いいって……』

「ダメですわ！女の子はかわいくいなきゃですもの」

やおももも目を輝かせてこっちを見た。

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『……げ。』

あたしは肩が出た服(オフショルダーっていうらしい。)に、膝上までのスカート。くつはサンダルハイヒール。

メイクもばっちりされた。
はじめてこんな露出すんだけど……

『動きずらいっての！』

「オシャレは我慢だよ！！」

…………。

「じゃ、頑張るんだよ～！！」

みんなの声援を元にあたしはやれやれと爆豪の元へと向かった。

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『お、おはよ。』

どう思われるか意外と緊張して歩きがぎこちなくなる。
どうせ、「きめぇ」「似合わねえ」とか言われると思うけど。

「……！！んだよ、その格好……。」

明らかに動揺してる。

『あー、いや女子達にされてサ』

「…………似合ってんぞ。」

え？

「……っ！！いーから行くぞゴラァ！！」

ほんと素直じゃなねーなぁ。

『で、話ってなに？』

「おまえ、舐めプ野郎と付き合ってんのか」

予想どうりこう来たか。

『いや。あいつんちに飯食いに行っただけ。』

「あ゛ぁ！？」

『んだよ。お前も来たかったの？わりぃ』

「ちげぇよクソ！！」

『嫉妬？？付き合ってねーから安心しろ。』

「しね！！！」