爆豪勝己ってやつの暴言日記。 (ページ20)

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自覚なしページ20

「Aちゃん…もしかして自分がかわいいの気づいてない、、？」

『はぁ？？』

「Aちゃんはめっちゃ美人なの気づいてないの！？」

「そうね、美人なんだから女の子っぽくすれば文句なしね。」

梅雨ちゃん…女の子っぽくすれば。かよ

『んな事いったって、女の子っぽくってわかんねーんだけど…』

「よし！爆豪くんをもっかい誘おう！！」

『いやいやいやむりむりむり！！』

あのフィーストキス事件だってあったし。

「もうすぐテストだから勉強会なんていうのはどうでしょう！」

「やおももナイス！！」

「いーい？？絶対誘うんだよ！！」

『………う、うっす。』

みんなの圧がすごくてOKしてしまった。

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みんながみてるよ……

『なぁ爆豪』

「……んだよ。」

『今日放課後さ、勉強教えてくんない？？』

改めて言うのはやっぱり緊張する。あたしは目を合わせられず、少し逸らして爆豪に聞いた。

「あぁ？他のやつに聞きゃーいーだろーがよ。」

あ……。断られた。
もうこの時点で脈ナシじゃん。

期待していたのかあたしは。その分、心にグサッっと刺さったような気がしたから。

「月城、俺が教えようか？？」

おい、轟…。タイミング考えろや。

するとそっぽを向いていた爆豪が急にこっちをむく。

『え、なに』

「おいまて。俺が教える。てめぇは邪魔すんな。放課後な。」

『え、あ、あぁ。』

轟と勉強すんのがいやだったのか？

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「あれは、轟くんと勉強するのにヤキモチを焼いて止めたんだね！！」

みんなして同じニヤニヤ顔とはな。

「よかったねえA！！！！」

「じゃ、楽しんでね！デート♡」

デートなのかコレ。