好きな奴ほど…【小湊亮介】 ページ30
夏「あっ、小湊先輩!ドリンクどーぞ!」
亮「ありがと」
亮さん汗かいてるなー…
貴「亮さん!タオルです!」
亮さんはありがとう…とは言わず
亮「もっと早く持ってきてよ。ほんと、トロいよね。言わないと分からない?」
言うだけ言ってそのまま行ってしまった。
貴「ーーーいや、おかしくない!?」
御「何がおかしいんだよ?」
貴「いや、絶対におかしいよ!」
御「だから、何がだよ?」
貴「分かんない?他のマネージャーとわたしの扱いだよ!!唯には普通にありがとって言ってたのにわたしにはお礼じゃ無くてディスられたんだけど!!」
御「まぁまぁ、そんなに興奮するなよ。それはなきっと亮さんなりの愛情表現だよ」
貴「いや、そんな愛情いらない!」
わたしが御幸と言い合ってたら(わたしが一人で興奮)いつの間にか亮さんがいた。
亮「サボってないで早く仕事したら?サボれるほどお前は偉くなったの?」
貴「りょ亮さん!!分かってますよ…」
亮「はやくしなよ」
それだけ言って亮さんは去っていった。
貴「じゃあ、御幸…」
御「おう。頑張れよ」
わたしは、それだけ言って仕事に戻った。
御「あいつ、気付いてないんだろうな…俺と話してた時亮さん睨んでたぜ」ボソ
私は部室で日誌を書いていた。
日誌を書きながらわたしは違うことを考えていた…亮さんはわたしの事嫌いなのかな…わたしだけ冷たいし。他のマネージャーには優しいのに…
わたしはふと考えてたらドアが開いた。
亮「あれ、まだいたの?」
貴「亮さん…はい」
亮「ふーん」
やっぱ、冷たい…亮さんはテーピングを探してるようだった。わたしはその背中に問いかけた。
貴「亮さんはわたしの事が嫌いですか…?」
亮「は…?」
貴「だって、わたしだけ冷たいし…」
亮さんはなるほどねと言うとゆっくり近づけて来た。わたしは、顔を上げられなくて俯いていた。近くまで来ると顔上げてというと無理矢理上げさせられた。
亮「俺、お前の事嫌いなんて思った事一度もないよ?」
貴「え…?」
亮「むしろ…」
次の言葉を待っていたら、亮は凄いくらいの笑顔でこう言い放った。
亮「好きな奴ほどいじめたくなる」黒笑
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ココ☆(プロフ) - Aiさん» ありがとうございます! (2017年3月24日 21時) (レス) id: 386e71c55c (このIDを非表示/違反報告)
Ai - こんばんはAi様です!!読んでいて面白いです。リクエストで「白河の妹」と「御幸の親友」をお願いします。 (2017年3月24日 18時) (レス) id: 46f1149d18 (このIDを非表示/違反報告)
ココ☆(プロフ) - 愛っちさん» リクエストありがとうございます! (2017年3月19日 14時) (レス) id: 386e71c55c (このIDを非表示/違反報告)
愛っち - 面白いです!「真田の嫉妬」と「降谷の幼馴染み」をお願いします^_^ (2017年3月18日 21時) (レス) id: 1f73562eb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ココ☆ | 作成日時:2017年3月10日 0時