嫉妬するの場合(リク) ページ17
珍しく、壮馬と現場が同じで一緒に帰ろうと声をかけようとする____。
が、私の視線の先には女性のスタッフと話す壮馬。
ふわふわした髪の毛にピンク色に統一されたメイクで、かわいらしいスタッフさん。
ふふ、と笑い合う壮馬と女性のスタッフさんは絵になっていって、似合っていて…。
最近、その女性のスタッフさんと一緒に話しているのよくみる。
でも、こうやって楽しそうにしているのを見るとチクッと胸が痛む。
壮馬は私への束縛は厳しいくせに、自分は女の人とそんなに楽しそうにしちゃって、と思うとムカムカしてきた。
ムカついて、なんだか逃げ出したくて、先に家に帰った。
*
*
*
斉藤｢ねぇ、なんで先に帰ったの。｣
*
私より少し遅れて帰ってきた壮馬。
先に帰ったから少し拗ねてるように見えるけど、私の方が拗ねたい。
*
｢先にご飯の用意しようとしただけ…。｣
*
壮馬の顔を見ると、あのことが思い出されて嫌になるから、リビングからキッチンに逃げる。
けれど、そんな私の態度を壮馬は疑問に思ったみたい。
*
斉藤｢してなかったじゃん。準備。｣
｢いや、その…。｣
斉藤｢どうしたの？何かあった？｣
*
平常心を装いながら、野菜を洗っているけど、痛いところをつかれて言葉が濁る。
_____嫉妬した、何て言えなくて。
壮馬は抱き締めるようにキッチンに手をつき逃げられないように迫る。
答えて、と後ろから耳元で囁かれてぞわっとして、顔に熱が集まる。
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いやなみ - 何度も見てもいい作品です！ (2023年2月18日 23時) (
レス) @page26 id: 13cd4bca3e (このIDを非表示/違反報告)
なぽり(プロフ) - 初めまして。こちらの小説めちゃくちゃ好きです。更新待ってます！ (2022年5月26日 3時) (レス) @page27 id: 55a08a4d64 (このIDを非表示/違反報告)
菜々(プロフ) - ゆにさん» コメントありがとうございます！そう思っていただけてうれしいです笑 (2020年7月17日 9時) (レス) id: 5b4c966665 (このIDを非表示/違反報告)
ゆに(プロフ) - わぁ、、尊。 (2020年7月14日 23時) (レス) id: b99c6719cb (このIDを非表示/違反報告)
菜々(プロフ) - mちゃさん» はじめまして！リクエストありがとうございます！！二つもくださって感謝です！ (2020年6月5日 21時) (レス) id: 5b4c966665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜々 | 作成日時：2020年6月1日 21時
