story31 あなた視点 ページ32
目が覚めるとそこは今朝まで私がいた図書館だった
重たい体をゆっくりと起こして周りを見渡す
ボロボロのカーテンが締め切っていてお昼だと言うのに薄暗かった
そして不意に誰かの話し声が聞こえてくる
その声は私が近づいていくたびにはっきりと聞こえてきて、聞き覚えのある人物の声がした
本棚の陰から覗いてみると、そこにはやはりカラ松さんと十四松さんが何やら難しそうな顔をして話をしている
その話も内容はよくわからないが1度裏切ったのになんでまた助けてくれたんだろうと思った
すると物陰から見ていた私に気付いた十四松さんが何処か気まずさを入れた笑顔で私の名前を呼んだ
そしてその声に反応したカラ松さんも複雑そうな顔でこちらを振り向く
カ｢痛いところはないか？｣
カラ松さんはまずはじめに私の体を心配してくれたのかそう聞いてきて、私は小さく頷いた
そしてしばらくの沈黙が続いた後に、いきなり十四松さんが椅子から立ち上がり私の目の前で土下座をしてきた
その様子を見たカラ松さんも慌てて彼の隣で土下座をする
急な展開にどうしていいのかわからない私はアタフタとするばかり
十｢....ごめんね。｣
普段の十四松さんのテンションからは想像のつかないほど小さな声が聞こえた
カ｢裏切るような事してすまなかった...。｣
続けてそう言ったカラ松さん
そんな2人に何故か笑ってしまいそうになるが、しっかりこらえる
そして自分でも不気味なんじゃないかと思うぐらいの笑みを向け
あ｢裏切った分はちゃんと行動で払ってもらいますから｣
そう言って笑った
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雷華(プロフ) - 綾菜＊さん» ドハマリしてもらえて嬉しいです！頑張ります！ (2016年5月9日 6時) (
レス) id: c3ea1680c5 (このIDを非表示/違反報告)
雷華(プロフ) - 来夢音*さん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2016年5月9日 6時) (レス) id: c3ea1680c5 (このIDを非表示/違反報告)
雷華(プロフ) - 長男様LOVEさん» 読みやすいって言ってもらえて凄く嬉しいです！ありがとうございます！ (2016年5月9日 6時) (レス) id: c3ea1680c5 (このIDを非表示/違反報告)
雷華(プロフ) - 大魔王 閻魔★さん» 書いてから思いました笑 (2016年5月9日 6時) (レス) id: c3ea1680c5 (このIDを非表示/違反報告)
雷華(プロフ) - 瑠璃うさぎさん» そう言っていただけ嬉しいです！ありがとうございます！ (2016年5月9日 6時) (レス) id: c3ea1680c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雷華 | 作成日時：2016年4月29日 9時
