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story21 カラ松視点 ページ22

カ「っ....」





チ「どう?調子は」







重たい瞼を開けると目の前にはチョロ松が心配そうな顔で見ていた






カ「頭がガンガンする..

俺は何してたんだ。。」






今日一日の記憶が全くない



皆で無能力者を追っていたとこまでは覚えているんだが....





チ「無能力者追いかけてる時にカラ松と十四松が急に倒れたんだよ」








カ「そうなのか」








チ「十四松はまだ寝てるみたいだけど」








チョロ松はそう言うと「皆に知らせてくる」と言って部屋を出て行った





ひとりになった部屋でもう1度目を瞑る





何か心から抜けたような変な違和感があった






なんで俺と十四松は倒れたんだ?






なにも思い出せない自分にイライラしてきて枕に顔を埋める



トントン


一「....俺だけど」







ノックの音とともに一松が部屋へ入ってきた








何処か不安そうな顔の一松を不思議に思っていると、机の椅子に腰をかける







一「本当になんにも覚えてないの」








カ「あぁ、今日一日の記憶が全くなくてな」









一「....そっか」








それだけ言うと一松と俺の間には静かな時間が続く



そしてその沈黙を破ったのは一松だった








一「クソ松はさ、、質問されたことある」








カ「質問?」








一「今日、頭の中でもう1人の僕が言ってきたんだ」








一松が「僕」という時は大抵何かに怯えている時や不安があるときだ。







一「お前は何がしたいんだ....って」







カ「何がしたい?」








俺がそう聞き返すと一松は黙って頷く






一「その声が聞こえるのは決まって自分の中で迷いが出た時」








カ「何か迷ったのか?」









俺がそう聞き返すと一松は話し出した。


その目はまるで誰かに助けを求めているようだった....

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雷華(プロフ) - 綾菜*さん» ドハマリしてもらえて嬉しいです!頑張ります! (2016年5月9日 6時) (レス) id: c3ea1680c5 (このIDを非表示/違反報告)
雷華(プロフ) - 来夢音*さん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2016年5月9日 6時) (レス) id: c3ea1680c5 (このIDを非表示/違反報告)
雷華(プロフ) - 長男様LOVEさん» 読みやすいって言ってもらえて凄く嬉しいです!ありがとうございます! (2016年5月9日 6時) (レス) id: c3ea1680c5 (このIDを非表示/違反報告)
雷華(プロフ) - 大魔王 閻魔★さん» 書いてから思いました笑 (2016年5月9日 6時) (レス) id: c3ea1680c5 (このIDを非表示/違反報告)
雷華(プロフ) - 瑠璃うさぎさん» そう言っていただけ嬉しいです!ありがとうございます! (2016年5月9日 6時) (レス) id: c3ea1680c5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雷華 | 作成日時:2016年4月29日 9時

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