【おそ松さん】死んだ俺は恋をする【カラ松】

第２３話 ページ24

SAID一松

僕はいつものように路地裏へ名前も知らない猫にエサをやりにいく
そしてなぜか今日は暇すぎるからと言っておそ松兄さんまでついてきた




お「なぁ一松」



一「なに」



お「カラ松のやつさ最近へんじゃね？」




一「いつものことでしょ」





お「いやぁ、そうなんだけどさ」





おそ松兄さんの言いたいことは僕でもわかる

たしかにクソ松は目が覚めてから様子が変だ。
いつも何処か遠くを見つめては深くため息をつく、まだあの時のことを気にしてるのだろうか
まぁ、確かに今思えば酷い態度をとったと思い少し反省している。




そしていつもの路地についたとき




お「ん？誰だ？」




路地裏に身を隠すように一人の男が蹲っている
警戒心のないおそ松兄さんは構わずその男のもとへと歩いていく





お「大丈夫ですか？」




おそ松兄さんがそう問いかけたと同時に男はおそ松兄さんを押し倒しこちらに向かって走ってくる
そのことに驚いているとおそ松兄さんが慌てた口調で





お「一松！！そいつ捕まえろ！！！！」




一「えっ！？」




あまりに突然の命令にびっくりしていると男はすでに目の前に来ておりそのまま僕の横を通りすぎて逃げていった




お「追いかけるぞ！」




一「は？え、ちょっ！」









お「あいつ多分なんか殺してる」




そう言ったおそ松兄さんの横顔は今までみたことないくらいに真剣な表情だった。

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