お決まりの血鬼術で小さくなったら柱にめちゃくちゃ可愛がられてる件について。【鬼滅の刃】

・17・ ページ18

「カァァァ、カァァァ、柱合会議ィィ！柱合会議ィィ！！」



『ふぇ？！わたし、このからだでおやかたしゃまのところへ...？！』



いくらなんでも、恥ずかしすぎるよ！
血鬼術にかかってこんな姿になっている情けない姿をみせないとなの...？



「みさ、いくぞ。」




え？っと言う暇も与えられず抱えられ外に飛び出し産屋敷邸に連れていかれる。


ん？


私を抱えてる人？


冨岡さんですぅーー
なんか抱えながら、「可愛すぎる者が腕の中にいるのだから、安全に...。」って言ってます。





産屋敷邸に到着...。


いつもはさほど早く来ないのに今日は全員がもう揃っていた。




「あああっ！みさちゅわぁぁぁん！」



走って私に近づいてくる。
勢いすごすぎて逆に怖いわ



「みさが怖がるだろう。落ち着け。」


私をだいてぷいっとそっぽを向く冨岡さん


「みさちゃんを独り占めですかあああ？！

みなさーん！冨岡さんがぁぁ！みさをおお！独り占めしようとしてまーす！！！」



クソデカボイスで善逸がみんなにそう言う



『うるしゃいn「「「「「「「なに？！」」」」」」



一気に声を揃えてほかの柱たちがクソデカボイスで言った。




「うむ！独り占めとは許さんぞ！」

「そんなんだからみんなに嫌われるんですよ」

「冨岡ァ...ふざけんなァ」

「・・・みさは、僕のだよ」

「可愛いみさちゃんを抱く冨岡さんも可愛いけど...。
みさちゃんの可愛さは皆平等にぃ...」

「そうだ。甘露寺の言う通りだ。」

「あぁ...可愛すぎる....南無阿弥陀仏...。」

「派手に邪魔だぞ！！」

「長男として、許せませんね！」

「だから、ほわほわは俺んだ！」



みんながごちゃごちゃ言ううちに誰が私をだいて柱合会議をするかを話し合っていた。








うん。









ずっと話し合っている。









私は、









砂利でぽつん









『えー！しゃみしぃーーーぞ！』






「「「「「「「え」」」」」」」」




『むっ！』





「「「「「「あああ！ごめんねええ！！」」」」」」





『んも、みさちゃ、一人でしゅわる！！！』




ぷんすかぷんすかしているとみんなはしょぼんとした様子。



それでも子供心が動いて寂しい。




ので。





『しなじゅがわしゃん』




何気に1番大人しかった不死川さんの膝の上に座る




座った後ろから「よっしゃ」と聞こえたのは無視してあげます。





「「お館様の、おなりです」」

・18・→←・16・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す