検索窓
今日:10 hit、昨日:8 hit、合計:8,539 hit

・(3) ページ4

法廷にて。









「……入れない?」



中に入ろうとした鏡花さんが警備員の人に止められてしまっていた



「許可が必要です。そこの手続書類に記入して
受理まで待って下さい」





「……私は探偵社員。これを届けに」


「どのような件でも同じです」





「……約束の時間が」


「規則ですから」










『…ちょっと一旦鏡花さんをこちらに呼びましょうか』


「う、うん…そうだね」





✂ーーーーーーー



『どうやら…連絡の行き違いみたいですね』



「あの警備員さんを何とかしないと」









「え……消す?」



「探偵社員はそう云う仕事の進め方はしません(汗)」


「私が教わったのは……







まず色仕掛けで人目の無い場所に誘い込んでから

ぐさりと」



『駄目です。なので着物をもとに戻してください…』

鏡花さんはぴらっと太もも辺りの着物を捲っていた


「うん…それに善い悪い以前に、計画の最初に無理がある…」


二人とも嫌な汗が流れたことをここに記しておきましょう










すると、









「!」




判事さんが歩いているのが見える


どうやらエレベーターに向かっているようで




「判事!」

すかさず鏡花さんは声をかけましたが…



ガチャンとエレベーターの扉はしまってしまった











「………探偵社員は諦めない」






✂ーーーーーーー




続いて、私達は今、別の入口に立っていた




そこには鍵が当然かかっていて




「だ…大丈夫かな?」




カチャカチャとピッキングを進めている鏡花さんに敦さんはそう云う



「これでも元暗殺者。潜入の技は叩き込まれてる」



『まァ確かに時間もありませんし、他に方法は…なさそうですけど…』




「任務に失敗すればマフィアでは生きていけなかった
この位の施設何でもない」



ガチャン





扉が開いた



「大丈夫。必ず仕留める」



バタン


鏡花さんは最後にそう言って中に入っていってしまった




「………ん?」


『………仕留める……』


「え、これヤバいかな!?!?」



『お、落ち着いてください敦さん…!』

・(4)→←・(2)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.9/10 (55 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
156人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Hidora(プロフ) - 折角とても面白いのに、もうこの作品は更新されないのでしょうか…? (9月25日 20時) (レス) @page13 id: d6fdbbe1be (このIDを非表示/違反報告)
ミル(プロフ) - スイさん» コメント有難うございますm(_ _)mすみません…最近忙しくて…(汗)今日、夜になりますが少し時間が取れそうなので更新いたしますね! (2022年9月6日 17時) (レス) id: 1c87061b47 (このIDを非表示/違反報告)
スイ - 続きお願いします🙇⤵ (2022年9月6日 11時) (レス) @page8 id: 546c5a860b (このIDを非表示/違反報告)
兎凪(プロフ) - ミルさん» 返信ありがとう御座います...!貼れていたようなら良かったです...わざわざありがとうございました... (2022年7月27日 20時) (レス) id: 0558b064c9 (このIDを非表示/違反報告)
ミル(プロフ) - 兎凪さん» コメントありがとうございます(_ _)そう言っていただけて本当に嬉しいです!ちなみに、画像についてなんですが作品を見に行きました!ちゃんと貼れてます(もし説明がほしいなどありましたら、コメントだと文字数がありますのでボードかメッセージの方でお願いします) (2022年7月27日 20時) (レス) id: 47399633aa (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ミル | 作者ホームページ:No.  
作成日時:2022年7月25日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。