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52、嘘か?本当か? ページ15

目覚まし時計の音が響く。

ん・・・朝だ・・・

私は昨日の出来事を思い出す。

そうだ、KZ解散の危機だったんだ。

私の気分は急降下。

はぁ・・・

私はそんな中でも、学校に行く準備をした。

登校して学校に到着。

教室のドアを開けるとクラスの空気は大きく変わる。

きっと私の悪口でも言ってるんだろうな。

そう思って席に着こうとした瞬間!

希 「おはようございます、立花さん。」

なんと、原口希がいたんだ。

え!?

来てたの!?

今は事件が起きてて大変じゃなかったの!?

とにかく混乱するだけだった。

彩 「ちょ、ちょっと来てっ!」

私は原口希の腕を引っ張り、人気(ひとけ)のない所に連れて行った。

希 「ちょっと何するの!?」

原口希は腕を振り払う。

彩 「貴方、家で凄い事件が起きたじゃない。なのにどうして学校に来てるの?」

希 「なにか文句でもあるの?そうよ、事件起きたわよ。けど、パパが希は学校行きなさいって言うからありがたく登校してきたのよ。何か悪い?」

え・・・

そんな普通な顔で言えること?

お金持ちだから1億ってどうってことないのかな。

希 「っていうかもう警察が動いてくれてるし、心配することは何もないって。」

警察、もう動いてるんだ。

そりゃそうだよね。

KZがこの事件を取り上げることはなくなっちゃったけど。

けど、好都合だったのかもしれない。

だって、今、気まずいし・・・。

希 「あの、もういい?私、貴方と話したくないんだけど。」

私だって好意でこんなことしてるんじゃないよ。

話したくないのはお互い様だし。

っていうか私何でこの人のためにあんな言葉言ったのかな・・・

何かクラスで浮いちゃったし、張本人にはお礼ではなく酷いこと言われるし・・・

無駄な気がしてきた。

希 「あ、何か私が休んでる時、私のこと庇ってくれたみたいだけど、そういうのおせっかいって言うのよ。もう二度とあんなことしないでくれる?たった1人でも弱くないから。」

そう言って去って行った。

お礼ないんだ。

まぁ、いいけど。

言われたくてやったわけでもないし。

でも、本当に普通でいられるものなの?

ちょっとは悲しくなるもんでしょ。

もしかして・・・

嘘ついてない?

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設定タグ:探偵チームKZ事件ノート , シリアス , 後編   
作品ジャンル:泣ける話
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Honey(プロフ) - みなみさん» ありがとうございます!これからもぜひ読んでください! (2018年12月23日 10時) (レス) id: 75ace9b1e5 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - 面白い!続きたのしみです! (2018年12月22日 16時) (レス) id: adba53847b (このIDを非表示/違反報告)
Honey(プロフ) - ふぶきさん» ありがとうございます!後編もよろしくお願いします! (2018年12月22日 15時) (レス) id: 75ace9b1e5 (このIDを非表示/違反報告)
ふぶき(プロフ) - 続編、おめでとうございます。どうなるのか続きが楽しみです!頑張ってください。 (2018年12月22日 15時) (レス) id: e51245e093 (このIDを非表示/違反報告)
Honey(プロフ) - 愛さん» ありがとう、愛!頑張るよ! (2018年12月22日 14時) (レス) id: 75ace9b1e5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:葉月 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mirukuzery/  
作成日時:2018年12月19日 17時

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