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31、あなた達なんて知らない ページ34

私がそう言ったあと、6人の男子はこう言ってきたんだ。

「え、誰って・・・」

「どうしたんだよ、立花!」

「アーヤ・・・?」

「僕だよ、僕!」

「アーヤ!忘れちゃったの!?」

「嘘だろ!?」

『立花』・『アーヤ』

それは、私の名字とニックネーム。

なんでこんな知らない人たちがその名前を言うの。

やめて。

私の名前を呼んでいるのは、もっと心が優しい男の子たちでー・・・

私はなんだか、この6人の男子を拒んだ。

彩 「あなた達なんて会ったことない!」

強い口調、目つきで言い放った。

やめてよ、来ないで。

私の体が何かを拒む。

自分ぜもわからなかった。

すると、ママがこう言ったんだ。

マ 「あ、えっと・・・ごめんなさいね、彩、どうかしちゃったのかしら。悪いけど、今日は帰ってくれるかしら。お見舞いにはいつでも来ていいから。」

お見舞い?

知らない人たちがここにまた来るの?

彩 「やめてっ!!!」

その場にいた全員が目を丸くした。

奈 「何言ってんの?お姉ちゃん!この人たちはKZっていう子たちなんでしょ?えっと・・・若武和臣くん、上杉和典くん、黒木貴和くん、小塚和彦くん、美門翼くん、七鬼忍くん、でしょ?」

え・・・・

聞いたことあるような、ないような・・・・

黒 「とりあえず、お母さんの言うことに従って、今日はおとなしく帰ります。急に押しかけて申し訳ございませんでした。」

6人全員が深く、お辞儀をした。

私はどうすれば良いのかわからなくて、とても複雑な気持ちでしかなかった。

マ 「いえ、こっちこそ・・・彩ったら、一体どうしちゃったのかしらね。」

その時、ドアが開く。

看護師 「お話中すみませんが、先生がこちらに来ますので、ご家族の皆様だけお残りください。」

若 「・・・行くぞ」

6人の男子は背を向け、出て行った。

私はすごく複雑な気持ちで仕方なかった。

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設定タグ:探偵チームKZ事件ノート , シリアス , Honey   
作品ジャンル:泣ける話
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マイマイ - ものすごく面白くて、一気に読み進めちゃいました。頑張ってくださいね (2020年8月20日 16時) (レス) id: ff98810e28 (このIDを非表示/違反報告)
Honey(プロフ) - Kokone♪さん» あ、本当だ。ありがとう、教えてくれて。直しといたよ。 (2019年1月12日 14時) (レス) id: 75ace9b1e5 (このIDを非表示/違反報告)
Kokone♪(プロフ) - はーちゃん、5の、翼の言葉、『いるとやる気出ないし』なんだけど、『いないとやる気出ないし』じゃないかな? (2019年1月12日 12時) (レス) id: 1acdcbf3ab (このIDを非表示/違反報告)
Honey(プロフ) - ウサギさん» ありがとうございます!更新、頑張ります! (2018年12月16日 11時) (レス) id: 75ace9b1e5 (このIDを非表示/違反報告)
Honey(プロフ) - 心渚さん» うん、後編行くと思う・・・。 (2018年12月16日 11時) (レス) id: 75ace9b1e5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Honey | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kokonehomupe/  
作成日時:2018年11月12日 13時

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