検索窓
今日:2 hit、昨日:5 hit、合計:138,188 hit

15、仲間 ページ18

あの後、私は別荘に帰り、皆を集めた。

若 「んだよー、アーヤ。早く練習してーのに。」

練習より大事なことがあるんだよ!

彩 「さっき、倉庫に犯人らしき人たちに会ったの。」

そう言ったら皆の目つきが変わった。

上 「どういう奴らだった?」

私は口ごもった。

だって・・・クラスメイトだったんだもん。

そう言ったら、何でクラスメイトがイタズラするの?って聞くもん。

そしたら私が嫌がらせを受けていることを話さないといけなくなる。

ずっと隠していたこと。

もう話そうかな・・・

彩 「えっと・・・私のクラスメイトだった。全員・・・」

若 「何でクラスメイトがイタズラするんだよ」

う、やっぱり言った・・・

私はこの際に言うことにした。

彩 「それは・・・私に嫌がらせをしているから・・・」

「はぁぁぁっっ!!!???」

私以外が口をそろえて言った。

うるさい!

若 「何だよ、それ!」

上 「どういうことだよ、話せ!」

黒 「アーヤ、そうだったの?」

小 「全然知らなかった・・・」

翼 「俺、同じクラスなのにそんなこと知らないんだけど。」

忍 「俺も知らない。」

驚くに決まってるだろうね。

でも、言ったおかげで心が軽くなった気がする。

彩 「理由はKZの皆といるから」

そう言ったら、皆は悲しい顔になった。

私は慌てた。

彩 「だからといってKZはやめないよ!だって、今まで皆に言ってこなくても普通でいられた は、皆がいたからだもん。すごく大切なんだ。だから絶対やめないよ!」

皆がホッとした顔になった。

小 「良かったよ。やめるなんて言われるかと思った。」

上 「俺もヒヤヒヤした。語学担当は外せないからな。」

黒 「今までわかってあげられなくてごめんね。」

若 「そうだぞ、アーヤ!もっといっていいんだぞ!」

翼 「俺、近くにいたのに・・・本当にごめん。」

忍 「俺もごめん。」

私はすごくうれしかった。

皆に仲間と思われていたことが。

やっぱりKZは欠かせない。

絶対にーーー・・・・

16、島崎さん→←作者から



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (61 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
56人がお気に入り
設定タグ:探偵チームKZ事件ノート , シリアス , Honey   
作品ジャンル:泣ける話
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

マイマイ - ものすごく面白くて、一気に読み進めちゃいました。頑張ってくださいね (2020年8月20日 16時) (レス) id: ff98810e28 (このIDを非表示/違反報告)
Honey(プロフ) - Kokone♪さん» あ、本当だ。ありがとう、教えてくれて。直しといたよ。 (2019年1月12日 14時) (レス) id: 75ace9b1e5 (このIDを非表示/違反報告)
Kokone♪(プロフ) - はーちゃん、5の、翼の言葉、『いるとやる気出ないし』なんだけど、『いないとやる気出ないし』じゃないかな? (2019年1月12日 12時) (レス) id: 1acdcbf3ab (このIDを非表示/違反報告)
Honey(プロフ) - ウサギさん» ありがとうございます!更新、頑張ります! (2018年12月16日 11時) (レス) id: 75ace9b1e5 (このIDを非表示/違反報告)
Honey(プロフ) - 心渚さん» うん、後編行くと思う・・・。 (2018年12月16日 11時) (レス) id: 75ace9b1e5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Honey | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kokonehomupe/  
作成日時:2018年11月12日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。