必要か不必要か早く決めろや！1【あんスタ】

36話 ページ37

英智「そして今、講堂に各ユニットのリーダーが集まってるから配りに行ってくれないかな」

正直めんどくさいが、これも久しぶりのプロデューサーの仕事だ。あんずちゃんも私が休んでくれたときに頑張ってくれたんだ

頑張るぞ、私

私は目の前がギリギリ見えるぐらいの資料の束を持ち上げ、蓮巳先輩と一緒に生徒会室を出た

敬人「...たまには甘えるぐらいしたらどうだ」

いきなり視界が広がった
隣を見ると蓮巳先輩の方が多く資料を持っていた

『えっと、ありがとうございます』

敬人「よろしい」

少し微笑んだ蓮巳先輩から目をそらす

誰かの優しさをこんなところで感じるとは
私まだこの学院に嫌われてないと思って良いんだよね。

迷惑になると思って、大丈夫ですっていつも断ってるけどその人なりの優しさなんだよな

それじゃあお昼につむぎ先輩の言ったこと無視して本片付けたのも失礼だったかな

こういう積み重ねで嫌われていくのか

敬人「おい、止まれ」

ゴンッッ

『い...いってぇ』

考え事をしていたからか、講堂のドアが開いていると思い進んでしまった

結構すごい音が鳴った

額を撫でながら講堂に入る
講堂は少し騒がしく、話していた

色んなユニットのリーダーが集まっている
見たことのある顔。久しぶりに見た仲の良かった人の顔。嫌いな人の顔。

それよりこれ私がいる必要があるのか

_____________________________________

どんぐり拾いたいです！
1話、1話結構文字数がギリギリで、今回短くしてみたんですけどこれじゃ少ない…かも？

気づけば星が赤色になってました！ありがとうございます！そして600以上のお気に入り登録、たくさんの10の評価、10人のお気に入りの作者登録、本当にありがとうございます！

37話→←35話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す