必要か不必要か早く決めろや！1【あんスタ】

20話 ページ21

凪砂「欲しいんだ君が」

なんだこの既視感
同じこと日和にも言われたような

凪砂「興味を持ったんだよ、アクリル絵の具って耐久性があるけど水彩絵の具はさすぐに色が変わってしまう。君はアクリル絵の具かな...
何を言われても自分の色を持ち続ける
悪く言っちゃえば協力的ではないんだけどね

水彩絵の具はあんずさんかな
どんなグループのプロデュースでも水彩みたいに溶け込んでプロデュースができる

まぁ...何が言いたいかっていうと...」

凪砂は下を向いて考え始める

アクリル絵の具に例えられるとか初めてだ
あんまり理解してはいないが凪砂は良く自分のことを見てくれているんだな

周りに溶け込もうとしてるけど浮いちゃうしな

凪砂「...あんずさんがアクリル絵の具になった。あんずさんはTrickstarをプロデュースしてみんなが惹かれるような色を持った気がするよ
すると同じ種類の絵の具が2つになる
そして優劣がつけられる」

なるほど
もともと異なる種類の絵の具だったからみんなが絡んでくれた

でも私もあんずちゃんも自分の色を持ち始め
みんなが惹かれるような色を持ったあんずちゃんをみんなは選んだ

そういうことが言いたいのか

凪砂「でも私たちは君に興味を持った
君の絵の具は白だ。まだ誰にも汚されてないすごく綺麗な白」

まただ
また日和と似たようなことを言っている

この人たちは本当に私を見てくれている
そう思えるような気がした

『私をここに入れてたら、何したいの』

凪砂はニヤリと笑い

凪砂「Adamの色に染めるんだ」

決まった？と凪沙は茨くんの方を見て確認する

あ、キャラだったのね、今の

茨「汝、平和を望むなら戦争に備えよ

あんずさんに対抗するんです」

茨くんがいきなり立ち上がりそう叫ぶ

それ、同じこと前に言ってなかったっけ？

あのときは何言ってんだこいつだったが
今回は少し意味がわかる気がする

茨「あんずさんみたいに目立つ色になるんです！自分たちが染めてあげます！」

茨くんは胸を張ってそう言う


そこで誰かの腹がなった




『...なんか食べに行こうか...凪砂』

凪砂「...私の腹の音だね」



凪砂は少し眉毛を下げながらそう言った

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あんずからあんずさんに訂正

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