必要か不必要か早く決めろや！1【あんスタ】

19話 ページ20

秀越学園の受付にて

『こんにちは、授業中のはずなのになんで茨くんが受付しているの？』

茨「閣下からの命令であります！」

閣下？凪砂のことだろうか

茨くんはどうもつかめない...全て見透かされそうな薄く青い綺麗な目

茨「さあ、ついて来てください！」

ちなみに今はもう4時間目ぐらいだ
1時間目からAdamには仕事があったらしく、偉い人からこの時間に来いと言われた

仕事が終わったばかりなのに申し訳ないなと思いつつも案内される

これはどこに向かっているのか、そう質問をするとレッスン室と答えられた

玲明もそうだがみんなレッスン室が好きだな

すると、茨くんは1つの扉の前で止まった

扉を開け、先にどうぞとエスコートされる

またもや豪華なレッスン室だな
白と黒を基調とした落ちついた部屋

凪砂を探すと、
ソファに寝そべり本を読んでいた


というか寝ている？

顔を近づけ確認する

凪砂「(人2)さんはそういう趣味だったのかな？」

ぱっちりした目に見つめられた

『起きてたんですか、それより授業は？』

凪砂「いや？授業よりも貴女と話したいんだ」

なんだこの人は...あまり関わりがなかったし話したことも3、4回しかないのに...

日和もそうだったけど私にもついにモテ期が来たのかな
モテ期は人生に3回あるとか聞いたことがあるな、この歳で1回目？悪くはないな...

凪砂「なんで百面相してるかは分からないが話を聞いてくれないか」

凪砂は神妙な面持ちで話し始めた

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