【クロハ】狂い始めたキミに。

story. 18 ページ19

＊




A「ひっく……ぅ……ん…っ」



クロハ「………………」








足が………




痛い………









とてつもなく…、





痛い…………っ…










A「ふぇっ……うぅ……っ」



足が……右足が上手く動かない…っ





動かそうとすればすぐ激痛が走る…。


少しの振動でさえ、地獄……。







クロハ「Aが悪いんだぞ。勝手な行動ばっかりするから…」




…。






……う、ん。



そうだね…私が悪いよ…。


それはわかってるけど………









でも、ここまでしなくたって…………っ










A「……い、たいぃ………っ……」




もう……









もうやだ……………………。






＊






……結局、右足はクロハに手当てしてもらった。


棒で固定されて……何か包帯でグルグルにされてる…。








クロハ「今度勝手なことしたら、こんなんじゃ済まねぇからな」




A「………………」






あぁ……………




…いつからだろうね、こうなっちゃったの……。




最初は私なんて興味本位だったんだろうに、今ではここまで執着するなんて……




まあ、でも別に…












君が望むなら、それでいいや……………。

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