彼女のトラウマ ページ1
「うっうぅ、うぁぁ…」ｸﾞｽｯ
？「どーしたの？大丈夫？」
「うっだっ誰？」
雄大「！…俺は烏森雄大」(からすもりゆうだい)
「雄大…君？」
雄大「そ、そう呼んでいいよ」
「う、ん…ありがとう」
雄大「良いってことよ！な、遊ぼうぜ！」ﾆｶｯ
「！…うん！遊ぼ！」ﾆｺｯ
こんな優しい彼に恋した。
それから、半年が経ったある日。
「もうすぐ３年生になるんだー！」
雄大「お、そうなのか！」
「うん！」
雄大「俺学校いけねーから羨ましいなー」
「そーだよね…なんか、ごめんね？」
雄大「いや、謝んなって！大丈夫だからな！」ﾆｶｯ
「そっか」ﾆｺﾆｺ
雄大「！…///」
「…？」
少しの沈黙が訪れる。
彼が先に口を開き、一言。
雄大「俺、Aが好きだよ」
「え…ゆ、雄大、君！？」
雄大「俺とさ、その…付き合ってくんね？」
「！！」
雄大「ただな、俺と付き合うにはな…」
「へ？」
雄大「お前が人間を止めることだ！」ﾄﾞﾝｯ
「いたっ！！ゆ、雄大君！やめて！」
雄大「なあ、俺が好きだろ？なら、来いよ」
「やだ…やだよ…やめてよ雄大君！！」
急に押し倒され、まるで脅しのようだった。
雄大「俺は、烏天狗。妖怪なんだよ！！」
「！？」
雄大「だから、こうしないと無理なんだよ…」
「な、何を…するの」
雄大「お前のこと、連れていく」
「え」
雄大「そこで、俺と同じ烏天狗になるんだ！」
「な、何を言ってるの…？」
雄大「そうすれば、付き合えるん、だよ？」
「や！やだ…烏天狗になりたくない！！！」
雄大「そうか…なら、こうするしかない」
雄大の顔が近付いてくる。
「やめて！誰か助けて！兄さん！兄貴！！」
雄大「ごめんな」
首筋をガブッと噛まれた。
遠退いていく意識の中、聞こえた声。
？「A！？お前、何してんだよ！」ﾄﾞｽｯ
「に…いさ……ん………」
そこで、意識を手放した
目を覚ましたら、見慣れた部屋で。
「に、兄さん…？」
シ「！！…起きたのか？」
「うん…ごめんね」
シ「なんで謝るんだよ？お前は悪くない」
「だって、兄さん…怪我があるもん…」
シ「これか？たいしたことねーし！」ﾆｶｯ
「……あのね」
全てを話してくれた。
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緋歌梨(プロフ) - ページ21の絶交の漢字の間違いはわざとですか？わざとだったらすみません… (2020年10月5日 17時) (
レス) id: ef32365840 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずれもん(プロフ) - そう言って頂けて嬉しいです！これからも頑張ります！ (2018年10月11日 20時) (レス) id: 304825c5c2 (このIDを非表示/違反報告)
Leaf(プロフ) - いつもドキドキしながら読んでます！これからも頑張ってください！！ (2018年10月11日 17時) (レス) id: b8ce9cd4fa (このIDを非表示/違反報告)
Leaf(プロフ) - 何でこんなに低評価なん？めっちゃ面白いのに！ (2018年10月11日 17時) (レス) id: b8ce9cd4fa (このIDを非表示/違反報告)
ゆずれもん(プロフ) - すいません！直しておきました。ありがとうございました！ (2018年10月5日 10時) (レス) id: 304825c5c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずれもん | 作成日時：2018年10月5日 8時
