受け組は色々大変なようで 3.

リク，ヤキモチ[さとるぅ] ページ26

るぅとside

る「りーぬ！」

り「なぁに？」

る「これ一緒に歌いません？」

り「いいね！どういう風に歌う？」

る「ん〜」

どうもるぅとです！

只今僕、彼氏のさとみくんにヤキモチを焼かせるために莉犬と必死にイチャついてるふりをしています

でも、全然ヤキモチ愚か興味をもってくれません(泣)

り「さとみくん、ヤキモチ焼いてくれんのかな？」ﾎﾞｿ

莉犬には協力してもらっているから、事情を知っていますが

る「ここまで冷めてるとは思いませんでした•••」

最近うまくいってなかったし、なんかよそよそしかったから余計不安になる

さとみくん、本当は僕のことが好きじゃないのかなって

り「しょうがない」

る「え？」

僕の泣きそうな顔を見てなにを思ったのか、頬にキスをしてきた

る「ふぇ！？」

り「ふふw可愛いなぁ」

いきなりの出来事に固まる体、ふとさとみくんの方を盗み見ると

さ「•••」

さとみくんは気にもとめないようにスマホをいじっていた

やっぱり•••

目に涙がたまり、泣いてしまいそうになった時

り「ねぇさとちゃん、るぅちゃん可愛いね？俺が貰ってもいい？」

る「え？莉犬？」

さ「え」

り「最近見てて思うけど、上手くいってないよね？俺ならるぅちゃんを苦しませることはないと思うんだよね〜」

る「りい、ぬ？」

多分、さとみくんを煽るためにわざとそういうことを言っているんだろうけど

演技上手すぎませんか？

少し本気にしてしまった僕がいた

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