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空色の野望 2 ページ31

いやいや〜有り得ないですよ〜
私の偽物なんている訳

「ホントなんだって!嘘だと思うなら2組行ってきなよ!」

「え、でも見たら死ぬでしょ」

「あーそっかーじゃあもう1回見てくる!んで絵を描く!」

そう言って美音ちゃんは自分の通学カバンからスケッチブックとペンケースを出して教室を出ていきました

まさか 実物を前にスケッチするつもり!?

思わず後を追いかけようと思いましたが
もし本当に私の偽物だったら………
迷信だとは思っていますがやはり怖いです

大人しく教室で待つことにします



しばらくして美音ちゃんは戻ってきました

「はい!こんな人!」

私の前に差し出されたスケッチブック

そこに描かれていたのは

髪こそ短いですが私でした

ですが……

「えっ?これズボン?男?」

スケッチブックの中の私は男子生徒でした

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作者名:フラスコさん | 作成日時:2014年9月6日 9時

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