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第341話🦇生徒会長の思惑 ページ6

*アメリ side*

本日の見回りを終えた私は、生徒会室へ戻る途中でミラに電話をかけてみた。

解散選挙(タイマン)の時に、私のことを笑いもせず激励してくれた恩があるからな……お茶会に誘って、とびっきりのもてなしをしてやろう!

そんな思いを胸にかけた電話は、残念ながら応答が無く。

「もしや、師団(バトラ)活動で忙しいのかもな……」

非公認師団(バトラ)とはいえ、頑張っているようだし……公認することはまだまだ難しいかもしれないが、少しは認めてやってもいいな。

なんてことを考えながら電話を切ろうとしたその時、あることに気付いた。

「……? この着信音は……」

ふと近くから聞こえてきた覚えのある着信音に、私はもしやと思って電話を切る。

―――ちょうどそのタイミングで、その着信音も消えた。

「なんだ……ミラの奴、こんな所に居たのか」

こんな人気(ひとけ)の無い場所で、いったい何を___。

「……え」

先ほど鳴っていた着信音を頼りに校舎の裏を覗くと、思いがけない光景が飛び込んできた。

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作者名:空文 晴霧 | 作成日時:2022年9月11日 21時

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