第198話🦇ド直球宣言 ページ7
*ミラ side*
独りトボトボと歩いていると、前方に見知った悪魔たちを見つけた。
「あ……」
こちらから声をかける前に、その
「あッ、ミラさーーん！！」
パアッと顔を輝かせて駆け寄ってきたのは、チーノ先輩で。
「お久しぶりですッ！ しばらく会えなかったから寂しかったんですよー!?」
満面の笑みで尻尾をブンブンと振りまくるその姿がどうしてもワンコに見えてしまい、アタシは必死に笑いを
アカンアカン…男の先輩をかわいいなんて思ったら、いよいよ末期やでアタシ……！
「お久しぶりです、ミラさん」
チーノ先輩の後ろからヌルッと現れたのは、ショッピ先輩。
「あれ……お1人ですか？ シャオロンさんたちが昨日、アナタと一緒に回るって自慢してきやがりましたけど……」
不思議そうに首を傾げたショッピ先輩の言葉に、アタシはギクリとしてしまう。
「あ〜…実はみんな、サキュバス
「えぇ!? こんなにも素敵なミラさんをほうって!? 信じられない！！」
「は〜、最低ですわあの
2人の言葉を聞き、アタシは一瞬キョトンとする。
「や、でも……男なら普通は、綺麗でかわいらしいほうに行ってしまうのは当然で＿＿＿」
「何言ってるんですか！！」
アタシの手をガシッと握り、チーノ先輩は声を上げる。
「アナタは誰よりも綺麗で美しくてかわいいですッ！！ 異論は認めませんッ！！！」
「……え。えぇッ!?」
あまりにド直球に言われてしまい、さすがのアタシも顔を真っ赤にさせて驚く。
「ちょ、チ、チーノ先輩……？」
困惑するアタシを真っ直ぐ見据え、チーノ先輩はぐるぐるメガネの奥で真剣な目をして
「……アナタを欲してるのは、ショッピだけやないってことですよ」
「……………へっ」
その言葉の意味を理解したアタシは、目の前のチーノ先輩を呆然と見つめることしかできなかった。
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わらび - レッツゴー怪奇団・・・？ (2023年1月30日 15時) (
レス) @page11 id: f5229e680c (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - ルリさん» ありがとうございます！ 引き続き、ぜひぜひ楽しんでください(*´∀｀*) (2022年8月16日 15時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
ルリ - 続編おめでとうございます！これからも読ませていただきます！ (2022年8月16日 14時) (レス) @page29 id: ff4aa6de6f (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - ぺぺさん» ありがとうございます！！ いかにオリ主ちゃんと原作ストーリーを上手く絡めるか、めちゃくちゃ悩んでひねり出してるのでそう言っていただけてすごく嬉しいです(*´∀｀*) (2022年8月8日 23時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
ぺぺ - 続編おめでとうございます!!いつも話の作り方上手ですごいです…✨️これからも楽しみにしてます！応援してます!! (2022年8月8日 21時) (レス) @page2 id: c8549fa0cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空文 晴霧 | 作成日時：2022年8月8日 18時
