第176話🦇ガバガバ判断基準 ページ33
*ミラ side*
「それじゃ、ここは僕が」
シャオロンに指名されたウツは、妙にドヤ顔でボードを見せつけた。
「参加者女性限定、“ウツとあそぼう♡”」
「帰れ」
「あっはっはっはっ！！wwww」
欲望に忠実すぎるその案に、アタシはもはや呆れを通り越して爆笑した。
「ウツらしくてええなぁ！ おもろくてサイッコーやで！w」
「ミラ……もうお前黙っとけ。判断基準ガバガバすぎて話にならん」
ついにシャオロンに呆れられ、そんなことを言われてしまった。ま、そんなん言われて大人しく黙るミラ様やないけどな☆←
「はー、ここはやっぱり先輩の出番かな！ 僕が素晴らしい企画を提示してあげますよ！」
えらく自信ありげに声を上げたチーノ先輩は、シャオロンに指名されてボードを見せた。
「いやもうコレしかないでしょ！！ “トンちゃんのふれあい広場”！ かわいいアニマルで
「「「おおッ！！」」」
声を上げるシャオ・ウツ・ゾムに、アタシも特に反論も無く感心する。
本音が隠せてないとこも、チーノ先輩らしくてアリやなw
「ええんちゃうか!? 客めっちゃ来そう！」
「女もぎょーさん来るでコレ」
「アリやな！！」
みんながワイワイと盛り上がる中、アタシは隣へと目を向ける。
「トンちゃんのご主人的には、アレどう思います？」
チーノ先輩の案が出てから一言も発していなかった彼は、アタシの問いかけに反応しておもむろにガタッと立ち上がった。
「トンのふれあい広場……？ そんなん1位
いきなり叫んだかと思うとトントンは、盛り上がっていた4人をそのご立派な腹で思いっきり弾き飛ばした。
その瞬間をゲラゲラと笑いながらス魔ホで激写しつつ、アタシは独り言のように漏らす。
「いや〜、3位って案外難しいんやなぁw」
しかしみんなはめげること無く、その後もどんどんとアイデアが出されていくのだった。
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空文 晴霧(プロフ) - くろほたるさん» こちらこそ素敵な感想ありがとうございます！！ そうなんです、一方的じゃなくて互いに大きな存在となってるんですよ…！！！ そう言っていただけると、頑張ってオリジナルストーリーを書き上げた甲斐があります(*´ ˘ `*) (5月21日 7時) (
レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
くろほたる(プロフ) - お互いがお互いを無意識に救いあっている💣🪞がなにより愛おしいです！！！！この絡みでオリジナルストーリーを作って頂き本当にありがとうございます…！！！！ (5月21日 6時) (レス) id: 917d162833 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - 暁さん» 私もそう思いながら書きました…！！！ 喜んでいただけて何よりです！！ (2023年3月30日 21時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
暁 - オうふっ...ゾムさんとの絡みてえてえ...っ！ (2023年3月30日 13時) (レス) @page20 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - すずねこさん» かわいいですよね…！！！(激しく同意) (2022年11月26日 16時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空文 晴霧 | 作成日時：2022年7月18日 13時
