検索窓
今日:66 hit、昨日:15 hit、合計:46,406 hit

第168話🦇お疲れ2人と1匹 ページ25

*ミラ side*

「いやー、本当にありがとう! これでカルエゴ先生に怒られなくて済むよ!」

謎の反省文666枚を抱え、ロビン先生は満面の笑みで去っていった。

どうやら元々、反省文を手伝ってほしいという相談に来ていたらしいが……それがどういうわけか、あの使い魔交流タイムに繋がったのだとか。いや、なんでやねん。←

「2人とも乙〜w トンちゃんも、よう頑張ったなぁ」

ゲッソリした主人(トントン)に寄り添って心配そうに泣いているトンを撫でてやりながら、アタシは憔悴(しょうすい)しきった2人をス魔ホで撮っていた。

この様子見てもらったらわかると思うけど、アタシは反省文手伝ってへんよ? だって、アタシが引き受けた依頼やあらへんもーん。

「クッソ〜…マジ疲れたァ……」

「は…腹が減って、力が出えへん……」

「それどこのアンパン魔ン?」←

トントンにツッコみつつ、アタシはふっと息を吐いて立ち上がる。

「しゃーないなぁ。夜遅くまで頑張った2人と1匹に免じて、夜メシ(おご)ったりますわ。何食いに行く?」

「えッ……ええんか!?」

「ッしゃァァァァァァァ!!!! たらふく食うぞトン!!!」

「プギー!!」

メシの話をするなりトントンは一瞬で復活し、そんな主人を見てトンも嬉しそうに元気になった。

「んで、何食いに行きます? 希望聞きまっせ」

「んー……なんとなくやけど、今は魔ーメンの気分かな」

「俺は食えれば何でもええで」

「ええなぁ魔ーメン! ほな、早速お店探しましょか」

帰り支度をしながら、アタシはシャオロンのリクエストに応えるため、ス魔ホで手近な魔ーメン屋を検索した。

第169話🦇仕事終わりの魔ーメン→←第167話🦇発想のポジティブ転換



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (73 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
88人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

空文 晴霧(プロフ) - くろほたるさん» こちらこそ素敵な感想ありがとうございます!! そうなんです、一方的じゃなくて互いに大きな存在となってるんですよ…!!! そう言っていただけると、頑張ってオリジナルストーリーを書き上げた甲斐があります(*´ ˘ `*) (5月21日 7時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
くろほたる(プロフ) - お互いがお互いを無意識に救いあっている💣🪞がなにより愛おしいです!!!!この絡みでオリジナルストーリーを作って頂き本当にありがとうございます…!!!! (5月21日 6時) (レス) id: 917d162833 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - 暁さん» 私もそう思いながら書きました…!!! 喜んでいただけて何よりです!! (2023年3月30日 21時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
- オうふっ...ゾムさんとの絡みてえてえ...っ! (2023年3月30日 13時) (レス) @page20 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - すずねこさん» かわいいですよね…!!!(激しく同意) (2022年11月26日 16時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:空文 晴霧 | 作成日時:2022年7月18日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。