第688話🦇鬼畜ギャルゲー ページ20
*ミラ side*
「よかったらまた攻略するの手伝ってよ！ 興味があるならミラさんもぜひ！ 鬼畜ゲーだから、1人じゃ時間かかりそうなんだよね」
そう言ってリードくんから手渡された携帯ゲーム機を、アタシはちょうど真ん中に居るシャオロンに渡す。
ソレを、アタシとウツが両側から覗き込む形で3人で画面を確認した。
「どぎ魔ぎメモリアル……2？？」
初めて目にするタイトルに首を傾げるアタシをよそに、シャオロンとウツは何かに気付いたように固まった。
「コ…コレってもしかして、俺ら3人が前に遊んだ…“どぎ魔ぎメモリアル”の続編……!?」
「え、それって談話室で3人が大乱闘した原因のやつ？」
「大乱闘……あったねぇそんなことも」
苦笑を浮かべつつも、リードくんは「そうだよ」と肯定する。
リードくんの話によると、昨日発売したばかりのシリーズ最新作らしく……前作のゲームシステムに加え、登場ヒロインを一新したりイベント数？とかも増え。そして、難易度もさらに鬼畜になったとか。
「マゾゲーに磨きをかけるな」
「そんなに難しいゲームなん？ クリアできんくてイライラしそうやわ……」
「いやいや！ この難しさがゲーマー魂に火をつけるんだよ！」
何やらやる気を燃え上がらせるリードくんを見て、そういえばコイツも立派な
「いやでも僕ら前作すらクリアできへんかったやんけ。手伝っても役立たへんのとちゃうか？」
「うッ……でも、女子であるミラさんならゲームの中の女の子たちの気持ちもわかるかもしれないしさ！」
「まぁ、保証はしませんけど……ちょっとおもろそうやし、やってみよっかな〜」
そんな会話をしていると、不意に真後ろから聞き覚えのある声がした。
「……何やお前ら、どぎメモ
振り向くとそこには、いつから座っていたのかロボロが居て。
「俺が力貸してやってもええで……？」
「うわ、ロボロ！ 居たんかお前」
「ちっちゃくて気付かんかったわ〜w」
「よーし、ミラは後で顔面ラリアットの刑な」
「うわ〜、乙女の顔狙うとかサイテー。そんなんやからモテへんのとちゃいますの？w」
「ホンマ腹立つなお前……！！」
くだらないやり取りをかますアタシたちをよそに、リードくんは何かに気付いたようにハッとして声を上げた。
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空文 晴霧(プロフ) - バー子さん» こちらこそ、読んでいただきありがとうございます！！ これからも頑張ります(*´∀｀*) (2023年2月13日 21時) (
レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
バー子 - 面白いお話、いつもありがとうございます!!応援してます!! (2023年2月13日 21時) (レス) @page12 id: ca2116eb16 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - AYMさん» コメントありがとうございます！！ サバト編、ぜひお楽しみください( *¯ ꒳¯*) 11巻のutくん活躍シーンも私なりに描かせてもらってるので、いずれお目見えするのが楽しみです(´∀`) (2023年2月4日 17時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
AYM - 続編(15)おめでとうございます！！ミラちゃんいいですねえ！好き(告白)サバト編だから、あのemさんが見れるのか！wktkてか、そろそろで11巻のut活躍回が来るがミラちゃんは見るのかな？見たら大興奮だろうなぁ、これからも無理せず頑張ってください！！応援してます！ (2023年2月4日 14時) (レス) @page1 id: 48240d13f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空文 晴霧 | 作成日時：2023年2月3日 21時
