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第702話🦇ラストクレジット ページ34

*ミラ side*

果敢に挑むトントンだったが……シャオロンのクソ煽り妨害トラップのせいで一向に景品(プライズ)を取れず、金と魔力がどんどん枯渇していってしまう。

そんな様子を見守っていると、不意にトンにグイッと袖をくわえられた。

「うわッ、どないしてんトンちゃん?」

「プギプギッ!」

トンが指差す先にある苦煉(クレン)ゲームの台を見て、アタシはピンときた。

「そっか、景品(プライズ)のお菓子をトントンに食べさせれば家系能力で魔力MAXにできる!」

「プギー!!」

どうやらビンゴだったらしく、トンは例のお菓子台へと羽ばたく。

その後にアタシも付いていき、早速クレジットして苦煉(クレン)ゲームを始めた。

「この大天才ミラ様にかかれば、トン氏の腹を満たす量のお菓子取るなんざ朝メシ前やで!」

「プギッ、プギッー!」

トンちゃんの全身全霊の応援を受けつつ、アタシは次々とお菓子を取っていく。

そうしてものの数分で、大量のお菓子をゲットすることができた。

「よっしゃ、こんだけありゃ充分やろ!」

「プギッ!」

トンと協力して大量のお菓子を運び、トントンの元へ戻る。

「トントーン!!」

「ミ、ミラさんッ……!? トンもッ……今までどこ行って…って、それは……!」

消耗していたトントンだったが、アタシとトンが持ってきた景品(プライズ)のお菓子を見てハッとする。

「トンに提案されて、トントンのためにアタシが取ってきてん! 感謝しいよ?」

「ありがとうなミラさん……トンも。ここまでしてもらって……ゲットせんわけにはいかんな!!」

そう言ってトントンは、ものすごい勢いでお菓子を食らい尽くした。

「おっほw 良い食べっぷり〜♪」

ウキウキとス魔ホを構えるアタシに応えるかのように、トントンはキャッチャーの操作レバーをガッと掴む。

「これで魔力の心配は無くなったぜ……最後の1クレ、アームパワーMAXでいかせてもらうで!!」

「えッ、ちょッ、待て待て待て待て。えッ!」

最大強化されたアームに(あらが)(すべ)など無く、景品(プライズ)ごとキャッチされたシャオロンはそのまま出口へ向けて落とされたのだった。マジサイコーwwww

第703話🦇プライズプレゼント→←第701話🦇クソ妨害トラップ(笑)



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空文 晴霧(プロフ) - バー子さん» こちらこそ、読んでいただきありがとうございます!! これからも頑張ります(*´∀`*) (2023年2月13日 21時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
バー子 - 面白いお話、いつもありがとうございます!!応援してます!! (2023年2月13日 21時) (レス) @page12 id: ca2116eb16 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - AYMさん» コメントありがとうございます!! サバト編、ぜひお楽しみください( *¯ ꒳¯*) 11巻のutくん活躍シーンも私なりに描かせてもらってるので、いずれお目見えするのが楽しみです(´∀`) (2023年2月4日 17時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
AYM - 続編(15)おめでとうございます!!ミラちゃんいいですねえ!好き(告白)サバト編だから、あのemさんが見れるのか!wktkてか、そろそろで11巻のut活躍回が来るがミラちゃんは見るのかな?見たら大興奮だろうなぁ、これからも無理せず頑張ってください!!応援してます! (2023年2月4日 14時) (レス) @page1 id: 48240d13f1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:空文 晴霧 | 作成日時:2023年2月3日 21時

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