第646話🦇第二の師匠 ページ26
*ミラ side*
後日―――シチロウ先生に呼ばれて向かった場所には、もう1人悪魔が居た。
「やぁミラさん！！ バラム先生から話は聞いてるよ！」
「ロ……ロビン先生ッ？」
待ち構えていた思わぬ人物に、アタシは目を丸くしてしまう。
「ロビン先生が、シチロウ先生の言ってた適任者……なんですか？」
「うん」と頷き、シチロウ先生はアタシにもわかるよう説明する。
「ミラさんも知ってると思うけど、ロビン先生の家系能力は【一射必中】。この能力もそうだけど、そもそも弓矢自体とんでもなく集中力の要る武器なんだ。修得できれば大きな戦力……なんだけど、いかんせん悪魔向きじゃなくてねぇ」
「そりゃあ、悪魔は基本飽き性ですから……アタシも含めてですけど」
……って、ちょっと待って？？ まさかシチロウ先生、このアタシに弓矢を修得させようと……？
「あの…さすがのアタシでも、弓矢なんて集中と忍耐の凝縮された武器を使いこなすのはちょっと……」
「あははっ、安心して！ 僕が教えるのは弓矢そのものじゃなくて、その狙い方というか心得というか……まぁ、説明するより実際に教えていくほうが早いかな!?」
アタシの不安を察したのか、ロビン先生がニパッと笑って話し始める。
「バラム先生から聞いた話によると、ミラさんは収穫祭で
その説明を聞いてようやく、アタシはロビン先生が呼ばれた理由に見当がついた。
「あ、そうか……つまり、弓矢で敵を狙う時の集中力をアタシの戦闘スタイルの中で活かす…ってことですか？」
「そうそう！！ そういうことだよミラさんッ！ さすが、理解が早いね！」
なるほど……そういうことなら、直接弓矢を習うよりはイケそうな気がするわ。
「それじゃあ早速、特訓を始めようか！！」
「ッ……はい！！ よろしくお願いしますッ！！」
ワクワクしながらロビン先生の指示を受けるアタシを、シチロウ先生はニコニコと楽しそうに見守っていた。
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空文 晴霧(プロフ) - 暁さん» およよ？？( ＾ω＾ ) (7月17日 14時) (
レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
暁 - およ？ジョニーパイセン？？？ (7月17日 14時) (レス) @page12 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - AYMさん» ありがとうございますー！！ 察していただけて嬉しいです(*´▽｀*) マイペースに書き進めていきますので、どうぞよろしくお願いします！ (2023年1月2日 17時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
AYM - 14作目(続編)おめでとうございます！！本当、マジで大好きですｯ！！前回の後書きで書いてあったオリオンさんのやつは本とかなんやらでなんとなくあれ、emさんでは？となっていました！(笑)無理せず更新頑張ってください！！ (2023年1月2日 16時) (レス) id: 48240d13f1 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - 白黒ぐも。さん» こちらこそ、コメントしていただきありがとうございます！ 引き続き楽しんでってください(*´∀｀*) (2023年1月2日 9時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空文 晴霧 | 作成日時：2023年1月1日 19時
