【魔主役】鏡使いの悪魔学校生活:VOL.14【魔入間】

第649話🦇ラクガキ画伯(笑) ページ29

*ミラ side*

ラクガキしていたのがバレたシャオロンたちは、罰(バツ)としてブルシェンコ先生に合格をもらうまで絵を描き続けなければならなくなった。クソワロwww

ちなみにアタシは見事お咎(とが)め無しだったのだが、面白そうだったのでみんなの様子を見守ることに。

「ダメだダメだ……やり直し！！ もっと対象をよく観察しなさい！！」

ブルシェンコ先生の怒号が響き渡る職員室にて、シャオロン・ウツ・ゾムのラクガキトリオはヒィヒィ泣きながらキャンバスに先生の絵を描いている。正直言ってバリおもろいです。←

ちなみに画力オバケのトン氏は、秒で合格もらってました。さすトン。

「いや、何度見てもトントン絵上手いわぁ……。それに比べてあの画伯(笑)共は……w」

絵の具片手に号泣している3人をニヤニヤしながら見守っていると、いよいよシャオロンにブチギレられた。

「さっきからやかましいねんクソミラァァァ！！！！ そんなに俺らのこと馬鹿にするんやったらテメェも描いてみろやゴラァ！！！」

「うわ、怒ったww」

ブチギレシャオロンを激写していると、ブルシェンコ先生も声をかけてくる。

「お前にウロチョロされると、いつまで経ってもこの3人が帰れないだろうからな……出ていくか大人しく絵を描くか、どちらか選びなさい」

「ん〜……ま、ちょっとくらい描いてみよっかな。ええ暇潰しにはなるやろ」

ということでアタシは、先ほどまでトントンが座っていた所に腰を下ろし、絵の具を手に取って真っ白なキャンバスと向き合った。

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