第635話🦇暴露2杯目 ページ15
*ミラ side*
「あら、お茶無くなってますよチーノ先輩。しゃべり倒して喉渇いてますでしょ? さッ、もう1杯どーぞ!」
「あ、ありがとうございます……」
ま、飲めば飲むほどしゃべり倒すから一生喉潤わんのやけどなw せっかくやし、もっと楽しんどきたいやん?
なんてちょっとした悪戯心を込めた2杯目を、チーノ先輩はグイッと一気に飲み干す。
「……あの、ミラさん」
「はい?」
また何かぶちまけるのかと期待していると、彼は視線をカップのほうへ落としたまま告げた。
「……確かに僕は、グルッペン団長に声をかけてもらったことが嬉しかったです。『強い悪魔から存在を肯定されることが、心の支えになっていた』……チャバンちゃんが言ったあの言葉は、間違ってはない」
「え……先輩?」
もしかしてこの
「でも……たとえグルッペン団長が居なくなっても、僕の“支え”は無くなってないんです。今……目の前にある」
その時初めて、チーノ先輩はアタシのほうに顔を向けた。
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空文 晴霧(プロフ) - 暁さん» およよ??( ^ω^ ) (7月17日 14時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
暁 - およ?ジョニーパイセン??? (7月17日 14時) (レス) @page12 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - AYMさん» ありがとうございますー!! 察していただけて嬉しいです(*´▽`*) マイペースに書き進めていきますので、どうぞよろしくお願いします! (2023年1月2日 17時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
AYM - 14作目(続編)おめでとうございます!!本当、マジで大好きですッ!!前回の後書きで書いてあったオリオンさんのやつは本とかなんやらでなんとなくあれ、emさんでは?となっていました!(笑)無理せず更新頑張ってください!! (2023年1月2日 16時) (レス) id: 48240d13f1 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - 白黒ぐも。さん» こちらこそ、コメントしていただきありがとうございます! 引き続き楽しんでってください(*´∀`*) (2023年1月2日 9時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:空文 晴霧 | 作成日時:2023年1月1日 19時