第469話🦇100点のテスト ページ40
*チーノ side*
テストが返却されてから、俺はルンルン気分だった。
もちろん、赤点を回避して補習を
家帰ったら親に自慢するとして、まずは
俺が100点満点のテストを手に持ってニヤついている間に、ショッピはさっさと
よしッ、俺も早く
100点のテストを持ったまま、鞄を手にして俺は意気揚々と教室を出た。
しかし……教室を出て少ししたところで、クラスメイトに絡まれてしまって。
「よォ、ガオナァ。随分と上機嫌だなァ？」
「……え〜？ そう見える？」
あーあ、面倒なのに絡まれてしもた……どうしよ。
内心の憂鬱を表に出さないよう、お得意の営業スマイルで対応する。
「お？ その手に持ってるのテストか？ 見せてみろよ！」
「あッ」
抵抗する暇も無くテストを奪い取られ、俺は少し焦り始めた。
「オイオイ100点じゃねーか！！ “
「いやいや、別にそんなつもりは……」
「ケッ、ムカつく野郎だぜ。俺より弱いくせに、俺より良い点取ってんじゃねーよ！！」
とんでもない理不尽意見をぶちまけられたかと思えば―――ソイツは、俺のテストをビリビリに破いてしまった。
「あ……」
小さな紙片と化してしまったテストを呆然と見下ろす俺を、ソイツらはゲラゲラと笑いながら眺める。
……しょうがない。俺が
「これに懲りたら、調子乗って良い点なんざ取るんじゃ＿＿＿ぐえッ!?」
突然
鏡……って、まさか―――。
「おいテメェら……アタシの先輩に、何やってんねん」
恐る恐る目を向けると、そこには―――ガチギレ状態のミラさんが居た。
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空文 晴霧(プロフ) - 天村 樹さん» んー、光線ではなく物理で攻撃してますね。すっごい雑に説明すると、鏡そのものを物が切れる程度に強化して操ってるって感じです。…伝わりますかねこれ(説明下手) (7月25日 21時) (
レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
天村 樹(プロフ) - すみません。 鏡の刃って光線のようなものですか、 それともガラスが変形しているのでしょうか 説明を読み忘れていたらすいません。 (7月25日 20時) (レス) @page41 id: 820ea18d0a (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - るい酸性さん» いつもありがとうございます！！ 悪周期、いずれ書けたらとは思ってるんですが…ちょっと他の悪魔とは違う感じにできればなぁと考えております。機会があればお披露目したいですね(*´∀｀*) (2022年10月14日 6時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
るい酸性(プロフ) - ミラさんの悪周期が気になってしまったこの頃です。。いつも読んでます！！ (2022年10月14日 3時) (レス) @page17 id: 825df6404c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空文 晴霧 | 作成日時：2022年10月5日 21時
