第3話🦇悪魔は移り気なのです ページ4
*ミラ side*
アタシがケツを
最初はケツを
アタシの顔をまじまじと見つめ、「ご褒美でした……」と真顔で言い放ってきたのは、さすがに頭おかしいと思った。←
そんなウツは、シャオロンと腐れ縁なのだとか。
ウツはウツで生徒会に入りたいらしく、なんやかんやで3人で行動することに。
はてさて、生徒会に入りたいシャオロンくんはいったいこれからどうしていくのか……と期待するアタシに答えを示すように、彼は行動計画を話してきた。
「「実績作り?」」
廊下を歩きながらシャオロンに話を聞かされたアタシとウツは、揃って聞き返した。
「おう。俺らが生徒会にふさわしい人材ってことを証明するためのな」
そう言いながらシャオロンは、中庭のほうへと目を向ける。
「同級生にすでに何人もヤベェヤツおるし、俺らももっと存在をアピールせな!」
そう意気込むシャオロンの視線の先では、例のぶっ飛び特待生と学年首席が殺し合っていて。
「何アレ、えらいおもろそうなことやってるやないの」
ふらっと足を向けようとすると、シャオロンにグイッと腕を引かれた。
「コラ、どこ行こうとしてんねん。お前、俺に付いてくるんやなかったんか?」
「え〜? そこにおもろそうなものがあったら、行くのが悪魔やん??」
ニッコリと笑ってそう答えると、シャオロンは面白くなさそうな顔をしてそっぽを向いた。
「あっそ!! そんなに特待生のほうがええなら行けば? せっかくこれから、シャオロン様の壮大な計画を教えてやろうと思ってたのにな〜!!」
わざとらしくアタシの気を引こうとしているように見えるシャオロンに、アタシもウツもキョトンとする。
それから少しして、2人同時にニヤッと笑みを浮かべた。
「え? なになにシャオロンくん。もしかして、アタシが特待生のほうに興味持ったから
「なんやお前、そんなにミラちゃんに興味持ってもらえたんが嬉しいんか。かわええとこあるなぁ?w」
「んなッ……!! そッ、そんなんやないわアホ!!!」
よーし、目的変更。やっぱ特待生より、シャオロン観察のほうが今はおもろそうやわ♪
第4話🦇テンプレカツアゲ→←第2話🦇ケツは蹴るためにある(※違います)
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空文 晴霧(プロフ) - めりいさん» こちらこそ読んでくださってありがとうございます! 名前も含めてオリ主ちゃんのこと好きになってもらえれば嬉しいです(*´∀`*) これからもぜひ楽しんで読んでください! (2022年11月26日 17時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
めりい - 初コメです。最初は名前固定で読んでなかったんですけど見てみたらめっちゃ好みの設定で今現在めちゃくちゃにハマっております。こんな面白い作品を作ってくれてありがとうございます。 (2022年11月26日 14時) (レス) @page50 id: 868d42c4e7 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - 魔入間と言えば推しさん» そうなんですよね、名前固定を受け付けない方もいるので悩みどころなのですが…こだわりを持って作ったキャラなので、ドストライクにハマって良かったです(笑) ストーリーも力を入れて書いてますので、ぜひ楽しんでください!! (2022年10月13日 16時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
魔入間と言えば推し - 最初は「名前固定かぁ」と思ってたけども名前がオリキャラと「同じ名前だったので良いかぁ」と思って見てたら設定の姿が好みドストライクで思わず叫びました← 応援を前提に頑張らせていただきます!!!!! (2022年10月13日 14時) (レス) @page10 id: ea30576081 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - ぎおさん» コメントありがとうございます! 良くも悪くも“悪魔らしい子”を目指して練り上げた夢主ちゃんなので、彼女のキャラクターも込みで物語を楽しんでいただければ幸いです(*^^*) 不自然にならないよう絡ませ方には気をつけているので、そう言ってもらえて嬉しいです!! (2022年10月11日 6時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:空文 晴霧 | 作成日時:2022年4月26日 15時