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「ほんとにご飯好きだよなぁ。」
言いながらそこにご飯を運んでやる。
白ご飯が好き過ぎて、肉に対するご飯の割合が可笑しい廉。
「あーん。」
「あー、んん。」
俺が差し出せば素直に口を開けて。
まるで餌付けしてるみたいだなんて、巣で親からの餌を待つ雛鳥のようだと。
その間もスマホを弄る手は止まらずに。
「はい、廉。あーん。」
口まで運んでやる。
「あー･･･。」
そんな事を何回か繰り返す。
「･･･楽チンやなぁ。飯も食えて、ゲームも出来て、一石二鳥や。」
そう言って、ふふってめちゃくちゃ幸せそうな顔して笑った。
「ほら、あーん。」
「あー。」
あんまり可愛いから、俺はその後も雛に餌をやる親鳥のように、せっせと廉の口に牛タン弁当を運び続けた。
「はい、これで終わり。あーん。」
「あー。」
最後の一口を運んでやる。
それをもぐもぐと咀嚼する廉。
いつも思ってたんだけど、食べてる時の廉の口元って何か可愛いんだよな。
もぐもぐって本当に音がするんじゃないかってくらい。
ちっちゃい子が一生懸命お口動かしてるみたいで、食べながら口角が上がっちゃってるんだよね。
ああ、美味いんだろうなぁって思っちゃう。
ただ、あまりにご飯を詰め込み過ぎて、時々ヤギみたいになっちゃう事もあるんだけど。
その口元をじっと見つめる。
もぐもぐもぐもぐ･･･ごっくん。
飲み干した喉がごくんと上下した。
そして唇をぺろりと一嘗め、濡れて赤く唇が光る。
「廉･･･あーん･･･。」
「あー･･･んむ？」
あんまり色っぽくて美味しそうで可愛いお口だったから、堪らず俺が食べてやった。
「ん？･･･んんぅ･･･んーっ、んんーっ。」
苦しそうに抗議の声を上げているのだろう。
でも開放してやらない。
だって、ずっと放っとかれてるんだもん。
ぐいぐいと俺の肩を押す廉を無視して、その身体をきつく抱き締めた。
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弥勒(プロフ) - 有難う御座います！あの後廉君は紫耀君に朝方まで寝かせてもらえず腰が壊れるほどたっぷり可愛がってもらいました。久しぶりだったからだいぶ濃厚な感じで・・・。 (2020年7月21日 23時) (
レス) id: 131fae9ece (このIDを非表示/違反報告)
Shinjirolove(プロフ) - Between sighsの廉くんがどう乱れるのか、、、物凄く気になります\(//∇//)\やはり弥勒さんの作品は最高です(*^^*)次も楽しみにしています！ (2020年7月21日 6時) (レス) id: 13f4b26d7b (このIDを非表示/違反報告)
弥勒(プロフ) - kinpriさん» 有難う御座います！少しでも勉強の足しになっていれば幸いです。英語は得意ではないのですが、いつもタイトル付けに悩まされ、日本語だと意味が限定的になってしまいそうな時、少し曖昧にしたいなと思って英語にしてる事が多いみたいです。 (2020年7月18日 9時) (レス) id: 131fae9ece (このIDを非表示/違反報告)
kinpri - 勝手に英語の勉強させて貰ってます(笑) (2020年7月18日 5時) (レス) id: 73a43b40ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弥勒
| 作成日時：2020年7月14日 0時
