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百八十二話 ページ33

苛立ちを隠しきれない様子のヨンシクが、つかつかとこちらに歩み寄ると、乱暴にナユンの腕を引く。





YS「この、役立たずが…!
つまらん疑いをかけられよって!!」

NY「っ」

『ナユン!

っ、』












パシン、と乾いた音が響いたかと思うと同時に、左の頬がじんじんと痛んで熱を持つ。





JK「!姫様!!

この…、」

『ジョングク、下がりなさい。』

JK「…、」





NY「A様…っ」

『私は平気だから。





ヨンシク。

あなたはきっと、今までもそうやって、暴力や権力を振りかざして力のない者達を自分の駒のように扱ってきたのね。』

YS「…なんのことでしょう。」

『皇后。

私にはあなたの望む未来が理解できない。』




それまで玉座から動かないまま静観していたお義母様に向かいそう言うと、彼女は表情を変えないままゆっくりと立ち上がる。




「お前なんかに理解できるはずもない。

…何も知らない姫。

力のない国は、いずれ力のある国に蹂躙される。
全てはこの国を守るためだ。」




じっと私を見据えて近づくお義母様から、顔を背けずに睨み合う。




『国を守るために、民を傷つけるのですか?』

「必要な犠牲だ。」

『人々の犠牲の上に成り立つ平和なんて、糞食らえよ。』



「…陛下を殺そうとしたお前が何を…、」

NY「それは違います!!」



























「何?」



『…ナユン?』














振り返ると、今にも泣き出しそうな顔をしたナユンが震えながらお義母様を見ていた。














NY「A様は、無実です…。


毒は…、


毒は、私が盛りました…っ」
















『ナユン…っ』

YS「何を…っ!!」












振り絞るように吐き出されたナユンの言葉に、それまで黙って見ていた貴族達がざわつき始める。













NY「私は…命令されて…。


断れば、故郷の家族に危害を与えると…」

『ナユン?

それは、誰に言われたの…?』

NY「…、それは…」



YS「、黙れ!!」



















NY「…、ヨンシク様です…」



















YS「…証拠もないのに、よくそんなことを。


衛兵、あそこの者達を捕らえろ。
他国の皇子もだ。

人質くらいにはなるだろう。」



ヨンシクの言葉に、控えていた衛兵達が私達を取り囲む。


JK「…姫っ」














































「そこまでだよ。」

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作品ジャンル:恋愛
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ミロ(プロフ) - ふうちゃんさん» ふうちゃん様 恐れ多すぎるお言葉ありがとうございます( ; ; )少しでも心に届いたのならとても嬉しいです!(o^^o)昔のお話とかっていいですよね〜!愛情表現がまっすぐというか。そういうのが書いてて楽しかったです!素敵なコメントありがとうございました(^^) (10月9日 23時) (レス) id: 5bc7eaedbd (このIDを非表示/違反報告)
ふうちゃん - なんかこんなにすごい作品は見た事がないって言うかどうやったらこんなに人を感動させる物語が創れるんだろう?って思いました。私も昔のものとかが好きなのでほんとに言葉では表現できないくらい大好きです!やっぱ美しい恋の物語はどんなものでも輝いてますよね! (10月6日 10時) (レス) id: 53a2d88048 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - NAKOさん» NAKO様 素敵なお言葉をありがとうございます。長いお話なのに、全て読んでくださってとても嬉しいです!大好きだなんて…!まだまだの作者ですがとても励まされました!(^^)私もこのお話はいつか番外編を書きたいと思っているので、その時はよろしくお願いします! (10月2日 22時) (レス) id: 1aa4b97c0a (このIDを非表示/違反報告)
NAKO(プロフ) - 一気に最初から最後まで読ませていただいて泣かされました、、ミロさんの書くお話が大好きですこちらのお話に出会えてよかったという気持ちでいっぱいですしこんな素敵なお話をありがとうございます姫とグクのその後や番外編など見れたらとても嬉しいです(´;ω;`) (9月30日 7時) (レス) id: 945b78ea37 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - ひつじさん» ひつじ様 最上級のお言葉ありがとうございます(´;ω;`)ドキドキしながら書いた作品なのでそう言っていただけて本当に嬉しいです!(o^^o)そんなひつじ様が私も好きですっ!!映像化!!(笑)私の頭の中では出来てるのでなんとかフィルム作れないかと!!(笑) (9月23日 0時) (レス) id: 1aa4b97c0a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミロ | 作成日時:2019年8月17日 22時

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